
どれくらいの時間がかかるの?
時短で簡単にできるやり方はないの?
といった疑問を本記事で解説していきます。
ヨーグルトを水切りすると水分が抜けて濃厚になり、料理に活かしやすくなります。
水切りの仕方について、
ざるとキッチンペーパーを使うやり方
時短の水切り①:レンジを使う方法
時短の水切り②:塩を使う方法
時短の水切り③:重しを使う方法
の4つの方法をご紹介していきます。
目次
【基本】水切りヨーグルトの作り方
キッチンペーパー……1枚
ざる……………………ヨーグルトが入るサイズ
ボウル…………………ざるが入るサイズ
ラップ…………………適量
キッチンペーパーは牛乳パック1L分のヨーグルトの場合でも1枚で大丈夫でした。
ボウルは水切りした後に出てくる水分(ホエイ)を貯めておくために使用します。
ヨーグルトの水切りのやり方
大まかな流れは以下の通りです。
1.ボウルとざるを重ねる
2.ざるにキッチンペーパーを敷く
3.ヨーグルトをキッチンペーパーの上に乗せる
4.ラップをして冷蔵庫で1時間~1晩放置
詳細を解説していきます。
1.ボウルとざるを重ねる
まずはボウルとざるを重ねます。
水切りを始めると、ボウルに水分(ホエー)が溜まりますが、ボウルが小さいと当然ホエーがあふれてしまいます。
ヨーグルトのメーカーや、水切りする時間などによって異なりますが、
おおよその目安は、ざるに入れるヨーグルトの半分がホエーになると考えれば間違いありません。
また、水切り中は冷蔵庫で保存します。
ボウルとざるを重ねるとかさばるので、重ねて冷蔵庫に収まるサイズを選ぶとよいです。
ボウルは水切りするヨーグルトの半量以上が入るサイズのものを
2.ざるにキッチンペーパーを敷く
キッチンペーパーの上にヨーグルトを乗せることになるので、ざる上にまんべんなくキッチンペーパーが重なるようにしましょう。
ヨーグルトが乗りそうなところをカバーするようにキッチンペーパーを敷く
3.ヨーグルトをキッチンペーパーの上に乗せる
キッチンペーパーの上にヨーグルトを全部入れます。
ざるに直接乗らないように気をつけましょう。
ヨーグルトはキッチンペーパーの上に乗せる
4.ラップをして冷蔵庫で1時間~1晩放置
ボウルとざるごとヨーグルトを冷蔵庫に保存します。
保存する時間はお好みでOKです。
1晩置くとしっかりと水切りされた濃厚なヨーグルトとなります。
この状態はギリシャヨーグルトとも呼ばれます。
1時間程度だと、まだ水分が残っているのでとろっとしたヨーグルトになります。
キッチンペーパーを使わない場合
ペーパーフィルター……1枚
コーヒードリッパー
マグカップ
ラップ
少量のヨーグルトを水切りする場合は、ざるとキッチンペーパーの代わりに、コーヒードリッパーとペーパーフィルターで代用可能です。
ホエイは捨てないで
ヨーグルトを水切りするとボウルに水分(ホエイ)が溜まります。
このホエイ、ヨーグルトの栄養分がしみ出したものです。
料理やお菓子作りに利用しましょう。
ホエイはラッシーにすると使いきれます
ホエイは、
漬物にしたり、
ご飯を炊く時に入れたり、
お菓子に使ったり
…といろいろと活用できますが、
最も手軽に利用する方法はラッシーにすること。
作り方はホエーと牛乳を同量ずつコップにいれて混ぜ、
好みの甘さになるように砂糖やはちみつなどを入れるだけ。
【時短①】水切りヨーグルトをレンジで簡単に
上でご紹介した基本的な方法は少なくとも数時間が必要でした。
というときに、電子レンジを使えば数分で水切りヨーグルトを作ることができます。
耐熱ボウル
ざる
ボウル
電子レンジ
電子レンジを使ったヨーグルトの水切りの仕方
大まかな流れは以下の通りです。
1.ヨーグルトを耐熱容器に入れる
2.電子レンジで600Wで3分ほど加熱
3.キッチンペーパーで絞って水切り
ただし、電子レンジで水切りした場合にはデメリットがあります。
ボソボソした食感になる
加熱するためヨーグルトの乳酸菌が死滅する
ヨーグルトのクリーミーさを活かした料理に使いたい場合は、基本の方法で水切りする方が良いでしょう。
また、死滅した菌も腸内の善玉菌の餌になるため腸内改善の効果はありますが、
「生きて腸まで届く!」
というのを謳っているヨーグルトの菌をわざわざ殺すことになるので、時間があるなら基本の方法が良いと思います。
とはいえ、数分で水切りヨーグルトを作れるのは大きなメリット。
以下で電子レンジの水切り方法の詳細を解説していきます。
1.ヨーグルトを耐熱容器に入れる
耐熱容器にヨーグルトを入れます。
2.電子レンジで600Wで3分ほど加熱
ラップをせずに、電子レンジで600Wで3分ほど加熱します。
加熱後、やけどに注意しながらレンジから取り出します。
電子レンジの加熱時間について、
400gの場合は3分~3分半ほど。
100gの場合は2分ほどで大丈夫です。
3.キッチンペーパーで絞って水切り
最後にボウルの上にキッチンペーパーを敷き、ヨーグルトをホエイごと入れます。
そしてキッチンペーパーを巾着のようにして絞ることで分離しましょう。
あるいは、
分離した固形分(ヨーグルト)をざるにあげて、水分(ホエイ)と分けてもOKです。
キッチンペーパーで絞った方がより多く水切りすることができます。
【時短②】基本の水切りヨーグルトに塩を加える方法
だけど一晩も待てない!
という場合は、塩を使う方法もあります。
塩………………………一つまみ
キッチンペーパー……1枚
ざる……………………ヨーグルトが入るサイズ
ボウル…………………ざるが入るサイズ
ラップ…………………適量
塩を使ったヨーグルトの水切りの仕方
大まかな流れは以下の通りです。
1.ボウルとざるを重ねる
2.ざるにキッチンペーパーを敷く
3.ヨーグルトをキッチンペーパーの上に乗せる
4.ヨーグルトの上に塩を一つまみ振りかける
5.ラップをして冷蔵庫で1時間~2時間放置
塩を使う方法だと、1時間半ほどで一晩寝かせた場合と同様の水切りができます。
こちらはあまりデメリットはありませんが、強いてあげるならヨーグルトが塩味になること。
一つまみであればあまり気にならないものの、水切りヨーグルトを使用する料理によっては塩加減を調整する必要があります。
【時短③】基本の水切りヨーグルトに重しを乗せる方法
塩味になるのも嫌だ!
だけど一晩も待てない!
というときは重しを使ってみてはいかがでしょうか。
基本の方法で冷蔵庫に入れる前にキッチンペーパーでヨーグルトを包み込み、
上に重しを置いてから冷蔵庫で保管します。
重しはスーパーの透明ビニール袋に水を入れて縛ったものがおススメ。
中が水のため袋の形がヨーグルトにうまく重なってくれます。
水切りヨーグルトの保存方法
水切りしたヨーグルトは冷蔵庫や冷凍庫で保管できます。
冷凍庫の場合:1か月ほど
水切りヨーグルトを一度に大量に作っておき、ジップロックに小分けしてから冷凍保存するのがおすすめ。
冷凍保存する場合、
無糖のヨーグルトの場合は砂糖を混ぜてから冷凍しましょう。
目安はヨーグルト100gあたり砂糖大さじ1です。
冷凍保存するなら砂糖を入れてから
まとめ
水切りヨーグルトを作る方法を4通りご紹介しました。
時短テクもご紹介しましたが、
時間があるなら基本のやり方が一番おいしい気がしています。
ぜひお試しあれ。
