
という疑問を解決できます。
チーズはイタリア語でformaggio!
イタリアといえばチーズ。
土地ごとに特徴のある様々な種類のチーズがあります。
フレッシュチーズは常温保存が難しいものが多く、お土産には不向きなことが多いです。
持ち帰りできないのであれば、現地で思う存分堪能したいですよね。
南イタリア旅行に行ったら現地で食べたいチーズをご紹介していきます。
写真をクリックするとナチュラルチーズ専門店『オーダーチーズ・ドットコム』等のチーズ販売ページにジャンプします。
南イタリア旅行に行ったら現地で堪能したいチーズ

イタリアといえばチーズ!
旅の終わりにはお土産にしたいものです。
ハードタイプの固めのチーズはスーツケースに入れて大丈夫。
しかしモッツアレラチーズのようなフレッシュチーズは常温保存が難しいですし、旅行後半にパンッパンになったスーツケースに入れるのはためらわれます。
お土産に持って帰るのは大変だけど現地で食べておかないと後悔する、南イタリア名産チーズをご紹介していきます。
イタリアチーズ①:ブッラータ(burrata)

産地 | イタリア:ブーリア州 |
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由来 | 「バターの様なもの」という意味 |
原料 | 牛乳、水牛乳+生クリーム |
種類 | フレッシュタイプ |
味 | とろりとクリーミー |
現地で食べたいチーズ筆頭はブッラータ。
ブッラータはモッツアレラチーズを袋状にし、生クリームを詰めて作られたチーズです。
袋を切ると生クリームのトロトロ感があふれ、口に入れた瞬間にミルクの風味が口中に広がるなんとも贅沢な一品。
とろとろの生クリームが主原料なため、保存が効きません。
そのため、作りたてを24~48時間以内に食べないといけないという足の早いチーズでもあります。
イタリアチーズ②:モッツァレッラ(mozzarella)

産地 | イタリア:カンパニア州 |
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由来 | 引きちぎるという意味の「モッツァーレ」から |
原料 | 水牛乳 |
種類 | フレッシュタイプ |
味 | もっちゃもっちゃした食感とフレッシュな瑞々しさ |
モッツァレッラ・チーズは日本でもお馴染みの丸くて滑らかな瑞々しさが特徴的なチーズです。
モッツアレラチーズをふんだんに乗せたナポリピッツァやトマトを挟んだカプレーゼは有名ですね。
今では南イタリアだけでなく手軽に入手可能なポピュラーなチーズですが、原産地はカンパニア州です。
本来のモッツアレラチーズは、水牛の乳で作られたモッツァレッラ ディ ブファラ(mozzarella di bufala)が基本でした。
しかし、現在では牛乳で作られるモッツァレラチーズも増えてきています。
イタリアチーズ③:リコッタ(ricotta)

産地 | 南イタリア全域 |
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由来 | 再びという意味の「ri」+煮たという意味の「cotta」から |
原料 | 牛乳、羊乳、山羊乳、水牛乳 |
種類 | フレッシュタイプ |
味 | くちどけの軽いクリーミーさ |
リコッタチーズはヨーグルトの水分でも有名な「ホエー」から作られたチーズです。
名前の通り、ホエーを煮詰めて作られます。
ホエーはチーズを作る過程でも発生するので、原料は牛乳、羊乳など様々。
口あたりなめらかでさっぱりとしたフレッシュタイプのチーズになります。
イタリアチーズ④:カース・マルツゥ(casu marzu)
産地 | イタリア:サルデーニャ地方 |
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由来 | 「腐ったチーズ」という意味 |
原料 | 羊乳 |
種類 | フレッシュタイプ |
味 | ヒリヒリとした刺激的な味わい |
サルデーニャ地方が産地のカース・マルツゥは、上でご紹介してきたフレッシュチーズとは毛色が異なるチーズです。
カース・マルツゥの特徴は何といっても生きた蛆虫が入っていること。
そのため「うじ虫チーズ」と呼ばれることも。
カース・マルツゥの製造時にチーズバエの成虫に卵を産み付けさせ幼虫ごと発酵させます。
蛆虫を使うことで発酵度が高く、チーズの脂肪の分解が早まるためとても柔らかくなります。
しかし、チーズバエの幼虫は胃酸でも生きると言われており、衛生上危険ではないかという議論もされているチーズです。
イタリアではその危険性からカース・マルツゥの販売を禁止していますが、サルデーニャ地方では今でも市場で高値で取引されているそうです。
まとめ
南イタリアに行くときにはぜひ現地で食べたいチーズをご紹介しました。
モッツアレラチーズやリコッタチーズなどは日本でもお馴染みですが、現地の作りたては別格ですね。
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