蚊・虫

カブトムシとゴキブリは似てるけど仲間なの?生物学的な違い


先日、
カブトムシが家の中で脱走したときの見つけ方と防止する方法
の記事で、
「カブトムシとゴキブリは似ていますものね。」
と書いていてふと思ったのですが、
むしろ
カブトムシとゴキブリの違いって何??

カブトムシとゴキブリが同じ仲間なのであれば、
昆虫界における子供たちの憧れカブトムシ!
みんなの嫌われ者ゴキブリ!
のように好感度が両極端な理由も気になりますよね。
極端な話、
ゴキブリに立派な角をつければカブトムシになるのか。
カブトムシの角を外してうごめく触覚を装備すればゴキブリになるのか…

カブトムシとゴキブリの違いを調べてみました。

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カブトムシとゴキブリは似てるけど仲間なの?生物学的な違い

客観的な違いを知るため、生物学的な違いを見ていきましょう。

カブトムシ(英名:Beetle)

甲虫目に属します。
甲虫目の特徴は、進化の過程で前翅が硬化して身体を覆う頑丈な外骨格に発達したことです。
そして前翅の下に薄くて大きい後翅があります。

カブトムシも外側に黒い立派な鎧をつけていますよね。
そのため、甲虫目に分類されています。
そして飛ぶときは前翅と、その下に収納されている後翅を使います。

このような翅の特徴を持つ虫(甲虫目)はカブトムシ以外にも、
 クワガタムシ
 蛍
 ゲンゴロウ
 テントウムシなど
も該当します。
テントウムシもよく収納しそびれた薄い翅(後翅)を外側の翅の下から覗かせてますよね。

また、カブトムシなどの甲虫は成虫になるまでに、
卵→幼虫→蛹→成虫という変化をします。これを完全変態といいます。

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ゴキブリ(英名:Cockroach)

ゴキブリ目に属します。
ゴキブリは一見カブトムシに似ていますが、カブトムシのような外骨格は存在しないです。
ゴキブリは成虫になるまでに、
卵→幼虫→成虫という工程をたどる不完全変態です。さなぎの段階がないんですね。

ゴキブリ目は網翅目(もうしもく)に属し、他にカマキリ目やシロアリ目も網翅目(もうしもく)に含まれます。
つまり、カマキリやシロアリはゴキブリの親戚です。
シロアリはなんとなくゴキブリっぽいけど、カマキリまでもかー。

結論

カブトムシとゴキブリは生物学的に違う生き物となります。
ほっと一安心です。
しかしカマキリとゴキブリが親戚という新たな事実も…。

日本と海外での認識の違い

夏にカブトムシを取ることは、日本では常識とまでなっています。
しかし、外国人にとってはこの風習は珍しいそうです。
一方で、海外ではゴキブリもポピュラーなペットだそうですよ。
ゴキ愛好家がいたり、ゴキのコンテストがあったりするそうです。信じられませんが…

ちなみに、かぶと虫を英訳するとBeetle(ビートル)ですが、
アメリカやイギリスではゴキブリもBlack Beetle(黒いビートル)と呼ぶそうです。
Cockroach(ごきぶり)をグーグル翻訳しても「a beetlelike insect(カブトムシのような虫)」と出ていますし。
海外ではカブトムシとゴキブリの違いはないのかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
カブトムシとゴキブリは生物学的にはまったく違う生き物ということがわかりました。
海外ではカブトムシとゴキブリの扱いに大差ないのに、日本で好感度が両極端な理由も気になりますね。
次回検討しようと思います。

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