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クリスマス

クリスマスケーキの日本初は?ショートケーキやろうそくを立てる文化を作ったのは不二家!

投稿日:2018年12月1日 更新日:

クリスマスといえば!そう、クリスマスケーキ!
イチゴの乗ったショートケーキが定番ですが、クリスマスケーキの日本での歴史をご存知ですか?
実はクリスマスケーキにショートケーキを食べたり、ろうそくを立てるのは日本独自の文化なのです。

クリスマス雑学として、クリスマスディナーの話のネタにどうぞ。

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クリスマスケーキが日本で販売されたのはいつから?

クリスマスケーキの始まりは、1910年(明治43年)11月に遡ります。
最初にクリスマスケーキを販売したのは、あの不二家
1910年10月に不二家は開店し、1か月後の11月にはさっそくクリスマスケーキを販売したそうです。

不二家のHPに当時販売したクリスマスケーキの写真がありますが、1910年当時のクリスマスケーキも今と同じように見た目は真っ白。
ただし、現在のように生クリームでコーティングしているのではなく、ケーキにフォンダン※をかけて白くしています

飾りもイチゴではなく、銀玉を乗せただけのシンプルなもの。

※フォンダンとは?

砂糖と水を火にかけて煮詰めた後に、冷ましながら急激に攪拌し、白くクリーム状になるまで練ったものです。見た目は真っ白なクリームに見えます。
バームクーヘンやエクレアの外側についていたりします。

ちなみに、フォンダンショコラのフォンダンは「溶ける」という意味のフランス語です。


日本のショートケーキの歴史も不二家から!

ケーキの外側をフォンダンではなく、現代風なクリームで飾ったショートケーキのクリスマスケーキが販売されたのは大正11年(1922年)のこと。
初代クリスマスケーキから12年後です。
このクリスマスケーキも不二家から販売されました。

日本のショートケーキの歴史もこのときから始まります。
不二家はクリスマスケーキを売り出しただけでなく、ショートケーキをも最初に手がけました。

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ショートケーキは、大正元年(1912年)に不二家の創業者である藤井林右衛門さんがアメリカで武者修行したうえで完成させています。

アメリカで食べたイチゴのショートケーキ(いちごと生クリームをスコーンで挟んだもの)に感動し、日本人好みにスコーンをスポンジ生地にアレンジしたのが今のショートケーキの原型になったといわれています。

ただ、当時の日本はまだ冷蔵庫がないので生クリームの保存ができず、傷みやすかったという問題がありました。
そのため、生クリームの代わりにバタークリームが使われていました

同様の理由で当時のショートケーキはイチゴも乗っていなかったそうです。

今でこそ、ショートケーキといえばイチゴ。イチゴといえばショートケーキ。
となるくらいショートケーキにイチゴが乗っているのは当たり前ですが、その感覚も大正時代にはなかったんですね。

毎月22日は「ショートケーキの日※」ですが、イチゴのないショートケーキはショートケーキの日すらなくなることになります。

現代のイメージできるショートケーキ(ホイップクリーム+スポンジ生地+イチゴ)になったのは昭和40年~50年代頃です。

昭和三種の神器のひとつ、冷蔵庫の普及も相まって生クリームやイチゴを傷まずに使えるようになったためです。

さらには神武景気というとっても好景気な時代が到来したため、高価だったクリスマスケーキが一般市民でも買えるようになり、クリスマスにクリスマスケーキを食べてお祝いをすることが浸透しました。

※ショートケーキの日とは?

カレンダー上で15日(イチゴ)の下に22日が必ず来ることから、毎月22日をイチゴ(15)の乗った日として「ショートケーキの日」と呼ぶのです。
さすがにショートケーキの日を発案したのは不二家ではなく、2007年に仙台のケーキ屋「カウベル」が発案したといわれています。

クリスマスケーキにろうそくを立てる理由!

話はショートケーキからクリスマスケーキに戻ります。

不二家がクリスマスケーキの販売を始めた大正11年(1922年)頃は、まだクリスマスをお祝いするのは一部のクリスチャンだけで、当然クリスマスにケーキを食べる習慣もありませんでした。

ここに商機を見出した不二家は、
「クリスマスはキリストの誕生日です!ケーキを食べてお祝いしましょう!」
と大々的に宣伝をしました。

マーケティング戦略です。ケーキを食べる文化がなければ文化を作ればいいのです。
その後不二家の店舗数拡大とともに、クリスマスケーキも全国に広まっていきました。

バレンタインにチョコを贈る習慣だったり、
節分に恵方まきを食べる習慣だったり…
と同じで、クリスマスにショートケーキを食べるのは企業によるイメージ戦略で作られたんですね。

クリスマスケーキにろうそくを立てる理由ですが、
不二家が作り出したイメージ戦略の元、キリストの誕生日をお祝いする名目でケーキを買うわけです。
当然、誕生日のろうそくも欠かせません。
そのため、自然とクリスマスケーキにもろうそくが立てられることになりました。

日本ではキリスト教による正式なルートではなく、こんな理由でクリスマスケーキを食べる習慣が広がったため、
クリスマスにケーキを食べ、しかもケーキにろうそくを立てるのは日本独自の文化になります。

アメリカではそもそもクリスマスケーキは食べないで、クッキーを食べます。
クリスマスの本場ヨーロッパは、ケーキではなくパンのような感じのクリスマスケーキ(クリスマスパン?)を食べます。

まとめ

いかがでしょうか。

日本のクリスマスケーキの最初は、大正11年に不二家から売り出されたものでした。
不二家といえばケーキですが、クリスマスケーキの歴史まで作り出していたんです。
今ではもうクリスマスケーキがないとクリスマスの雰囲気がでませんよね。

メリークリスマス!

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