「万年筆を試してみたいけど、種類がいろいろあって選び方がわからない…」
という初心者の方にむけて、万年筆を選ぶ時に押さえたいポイントを4つご紹介していきます。
万年筆を購入するときのポイント!
万年筆を選ぶ際のポイントとして、
■文字の太さ
■万年筆の軸の太さ
■インクの充填方法
があります。
それぞれ特徴があるので、自分の好みの万年筆を購入できるように違いを見ていきましょう。
万年筆のペン先
金製のペン先
万年筆のインクは酸性のため、長期間使うとインクにより酸化してしまいます。
そこで酸化しにくい金属である、金(ゴールド)がペン先に使われています。
金にもグレードがあり、14金、18金、24金と数字が高くなるにつれ金の含有率が上がり、値段も数万円程度!と高額になります。
金を使う場合は14金、18金が使われることが多いです。
金製のペン先のメリット
金を使うと、書き心地がとても柔らかくなります。スラスラスラスラ~と文字が書けますよ。
また、柔らかいので使用時の書き癖に馴染みやすく、自分の癖にフィットした自分専用の万年筆に変化しやすいです。
ステンレス製のペン先
金の唯一の欠点はとても高価なこと。
初めて使う文房具に数万円も出すのは心折れそうですよね。
金を使うと値段が高くなるため、金を使わずに費用を安く抑えたステンレス製の万年筆も万年筆メーカー各社から販売されています。
初心者の方は、数千円程度の安いステンレス製の万年筆から試してみて、万年筆を使い続けられるかどうかを確認したほうがよいと思います。
金のような滑らかな書き心地は感じにくいですが、仕事や勉強などの通常使いであれば十分万年筆の良さを感じられますよ。
万年筆の文字の太さ
シャーペンやマジックなどと同様に、万年筆にも極細~極太まで様々な線の太さを選べます。
万年筆の使用用途に合わせた太さのものを選ぶようにしましょう。
万年筆ではFが「細字」、Bが「太字」など、太さをアルファベットで表記します。
極細:EF(エキストラファイン)
極細です。
ペン先が細いため、万年筆で書くときの滑らかな書き心地は感じにくいです。
カリカリと書く感触になります。
個人的にはエキストラファインを使うならシャーペンでも変わらないかなと。
細字:F(ファイン)
細字です。
仕事や授業などで、手帳やノートに細かい文字を記入するときに活躍できます。
中字:M(ミディアム)
細字と太字の中間の太さです。
ある程度細かい文字も書けつつ、万年筆の滑らかな書き心地もあるといったように、両方のいいとこ取りができます。
ただし、F(細字)のような細かい用途に使おうとすると、文字がにじむことがあります。
M一本で両立しようとしたはずが、器用貧乏で使いづらいと感じてしまうかも。
太字:B(ブロード)
太字です。
年賀状などの比較的大きな文字を書くのに適しています。
細かい文字を書くとインクにじみで文字判別ができなくなります。
極太:BB(ブロードブロード)
極太です。
文字がヌルヌル書けます。
万年筆のよさを存分に満喫したい方はぜひお試しあれ。
万年筆のおススメの文字の太さ
手帳やノートなど細かい文字を書きたい場合は、極細(EF)~中字(M)がおススメです。
太字になるにつれて万年筆の独特の書き心地を感じやすくなります。
ただし、インクのにじみが大きくなるので、小さい文字を書くのは難しくなります。
ちなみに、「L」という表記もたまにありますが、Lは左利き用を意味します。
万年筆の軸の太さ
万年筆の軸の太さにもいろいろあります。
万年筆の軸の太さは円筒ではなく、徐々に軸が太くなる形をしています。
軸の太さは一番太い部分の直径で表されます。
軸が太いほど持ちやすく、疲れにくいといわれています。
しかし、軸が太いほど手帳にはさみづらく、携帯性は悪くなります。
手帳にメモすることをメインに使う場合は、細めの軸を選んだほうが使いやすいですよ。
インクの充填方法
万年筆はインクを充填して使います。
インクの充填方法は、
②カートリッジ式
③コンバーター式
の3通りあります。
万年筆によっては①吸入式のみで、②カートリッジ式に対応していない場合がありますので、どの方式を使いたいかを購入時に考える必要があります。
①吸入式
インクが入った壺に万年筆を差込み、インクを吸い上げる方式です。
各社から様々な種類の色のインクが販売されているので、好みの色を見つけることができると思います。
インク壺を持ち歩く必要があるので、外出先で万年筆を使いたい場合は吸入式を選ばないほうがよいでしょう。
家やオフィスで使う用途を想定している場合におススメです。
②カートリッジ式
シャーペンやボールペンの芯を変えるように、手軽に万年筆を使いたい方におススメの方式です。
インクが充填されたカートリッジを万年筆に差し込んで使う方式です。
手軽にインク交換ができる分、吸入式でインク壺を買うより割高になります。
外出先でインク壺を使えない方にも重宝される方式です。
③コンバーター式
コンバーター式は、①吸入式と②カートリッジ式のいいとこ取りをした方式です。
カートリッジの代わりに万年筆に専用のコンバーターを差し込むことで、コンバーター経由でインク壺からインクを吸入することができます。
普段はカートリッジ式を使い、家では吸入式で使いたい方にお勧めな方式です。
カートリッジ式の万年筆はコンバーター式も併用できることが多いです。
まとめ
万年筆を選ぶ際のポイントを、
■ペン先
■文字の太さ
■万年筆の軸の太さ
■インクの充填方法
の4つの視点でみていきました。
お気に入りの万年筆が見つかるといいですね!
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