衣類スチーマーってご存知ですか?
衣類をハンガーにかけたままシワを伸ばせるアイロンです。
アイロン台不要!?
衣類スチーマーはアイロンの代用になるの??と検討するにあたり、
アイロンと価格.comの上位3製品の衣類スチーマー(パナソニック、日立、ティファール)の特徴を比較しました。
衣類スチーマーはアイロンの代用になるの?
皆さん、シャツにアイロンかけていますか?
アイロンするときって、
アイロン台を置けるスペースを確保して、
アイロンに水充填して、
温まるまでしばらくアイロン放置して、
正座して、
袖や襟を伸ばしつつ丹念にアイロンかけて、
終わったと思ったらまだシワがあるところがあったりして、
またアイロンかけて、
…
とってもめんどっちぃ作業の連続なので
「これくらいのシワ、ジャケット着れば目立たないよね!」
と自己暗示をかけつつ、アイロンがけをサボり勝ちになりませんか(笑
そんなときの強い味方になりうるは衣類スチーマー!
衣類スチーマーの存在を知ったときは、
「え、服をハンガーにかけたままアイロンできるの!?」
と衝撃を受けました 。
衣類スチーマーは面倒くさいアイロンの代用となるのでしょうか。
機能面の違いを見ていきましょう。
衣類スチーマーとは?
衣類スチーマーについて簡単に説明すると、
衣類スチーマーは高温の蒸気を噴出します。
ハンガーにかけた服に蒸気を当てることでシワを取り除くことができる家電です。
原理はアイロンと同じですが、
アイロンはスチーム+プレスなのに対して、
衣類スチーマーは高温蒸気(スチーム)のみで衣類のシワを取り除きます。
シャツやスカートのシワ取りの他、
アイロンでは難しいセーターやニットなどにも使うことができます。
さらに!
通常のシワ取り用途以外にも、
高温スチームによる除菌、タバコや居酒屋臭の脱臭といった効果もあります。
衣類スチーマー、素敵ですよね!
アイロンと、衣類スチーマー大手の日立、パナソニック、ティファールを比較!
価格.comの衣類スチーマーのランキング(2018年11月時点)は、
となっていました。
1位、2位は同じパナソニック製品の色違い!
そのため、
の3社の製品を比較検証しました。
また、衣類スチーマーがアイロンの代用となるかを検討するため、
同じく価格.comランキングアイロン部門1位(2018年11月時点)の
パナソニック製カルル NI-WL404との性能の比較も行いました。
アイロン代表です。
★パナソニック カルル NI-WL404
アイロン、衣類スチーマー部門ともにパナソニックが1位なんですね。
比較検証の方法ですが、
購入するにあたって個人的に優先度が高いと思えた、
タンク容量、重さ、立ち上がり時間、の3点を比較して選ぶこととしました。
タンク容量
衣類スチーマーは、水を汲んできて衣類スチーマーの中に入れ、それを高温の蒸気にしてシワ取りをします。
そのため、タンク容量が大きいほど保持できる水が増えるので、シワ取りをできる布の面積が増えることになります。
例えば、
タンク容量が少ないと、シャツ1枚のシワ取りが完了する前に水がなくなります。
全部のシワを取るまでに水を何度も汲みなおさないといけなくなり、
とても面倒くさい!
そもそもアイロンがけが面倒くさいから衣類スチーマーを検討しているのに、
衣類スチーマーでも面倒くさい工程があるなら本末転倒です。
絶対長続きしません。
買っても数週間後には押し入れ行きで、その後は永久保存ですよ。
タンク容量の比較結果
【Panasonic】 | NI-FS540 | 50 ml |
【日立】 | CSI-RX1 | 70 ml |
【ティファール】 | アクセススチーム プラス DT8100J0 | 140 ml |
★アイロン★ | カルル NI-WL404 | 120 ml |
ティファールのアクセススチーム プラス DT8100J0 がダントツのタンク容量でした!
日立の2倍!
Panaの2倍以上!
アイロンよりも多い!!
ティファールのは圧倒的タンク量ですね!
スチーム持続時間の比較結果
タンク容量の違いにより、スチーム持続時間も、
【Panasonic】 | NI-FS540 | 約4分 |
【日立】 | CSI-RX1 | 約6分 |
【ティファール】 | アクセススチーム プラス DT8100J0 | 約16分 |
★アイロン★ | カルル NI-WL404 | 約3分 |
となっています。
ティファールの衣類スチーマーは一度の給水で服をたくさんかけることができます。
Panaと日立は1、2枚ほどのシワを伸ばす程度で水がなくなります。
給水すればいい話ですが、チマチマ洗面所に給水に行くか、一回ですますか。
どちらがよいかは人によりけりですね。
一方でアイロンのスチーム持続時間はタンク容量に対して短めです。
短時間で大量にスチームを出す仕組みのため、持続時間は短いようです。
その分シワが取れやすいのでしょうかね?
重さ
ハンガーにかけた状態でシワ取りをするので、
常に空中に衣類スチーマーを固定し続けている状態になります。
これをシワ取りが終わる数分間維持し続けるのは結構な筋トレになりますよ。
アイロンのように台に置きながらかけることができません。
衣類スチーマーが重たければ重たいほど、その分腕に負担がかかることになります。
きっとしんどいほど、どんどん衣類スチーマーを使う機会はなくなり疎遠になります。
悩ましいのが、一つ目のタンク容量が大きいほど、水も増えるため重くなります。
トレードオフですね。
重さの比較結果
【Panasonic】 | NI-FS540 | 705g |
【日立】 | CSI-RX1 | 690g |
【ティファール】 | アクセススチーム プラス DT8100J0 | 1060g |
★アイロン★ | カルル NI-WL404 | 1000g |
でした。
日立が一番軽い結果。
Panaの衣類スチーマーの重さも日立のと僅差ですので、両者の重さに違いはあまりないといえます。
一方で、ティファールは水タンク容量が大きいため、1㎏を超えています。
アイロン以上の重さです。
ティファール製品を長時間使う場合はじわじわ腕に効いてきそうです。
ティファ(FF7懐かしい…)は何枚もシワ取りできるけど、途中で休憩が必要ですね。
アイロンは1kgでした。
アイロンとして使用する場合はある程度重くないとプレスの効果が出にくいためです。
置いて使うことを想定しているため、1kgは妥当かと思います。
立ち上がり時間
水を入れてスイッチを押してから蒸気が温まるまでの時間です。
立ち上がり時間が短いほど、スイッチを押してからすぐに使えるようになります。
時間のない朝に衣類スチーマーを使う場合は気にしたい項目です。
これもタンク容量が大きいほど水が多くなり、沸騰するまでの時間がかかるようになります。
トレードオフで悩ましいですね。
立ち上がり時間の比較結果
【Panasonic】 | NI-FS540 | 24秒 |
【日立】 | CSI-RX1 | 30秒 |
【ティファール】 | アクセススチーム プラス DT8100J0 | 40秒 |
★アイロン★ | カルル NI-WL404 | 60秒 |
でした。
アイロンは1分で使えるようになります。
衣類スチーマーもアイロンのように1、2分かかるかと思っていましたが、
どれも1分切るんですね。
Panaが一番早い!
朝の忙しい時間に6秒を争う!という方はPanaがおススメです。
私は立ち上がりが1分切るならどれでもありだなあと思いました。
朝歯磨いている途中でもう衣類スチーマーを使えるようになってるわけですもんね。
6秒を争う生き急いだ生活はしてないので。
私は購入するときにはあまり気にしなかったのですが、
その他の指標として
スチーム量、コードの長さ、消費電力もあります。
スチーム量
スチーム量とは、ハンガーアイロンが一度に噴出できる蒸気の量です。
スチーム量が多いほど、スチームが繊維の奥まで浸透します。
シワの原因がしっかりほぐれるので、キレイになります。
スチーム量の比較結果
【Panasonic】 | NI-FS540 | 平均11g/分 |
【日立】 | CSI-RX1 | 平均11g/分 |
【ティファール】 | アクセススチーム プラス DT8100J0 | 平均20g/分 |
★アイロン★ | カルル NI-WL404 | 平均9.5g/分 |
でした。
ティファがまた2倍近い差をつけての優位です。
大量に蒸気が噴出されるので、効果も高そうです。
…あれ、アイロンが一番低い??
スチーム持続時間もアイロンが一番低かったのですが、なんででしょうね??
コードの長さ
衣類スチーマーは高温の蒸気を作るために電気が必要です。
使っている間もずっとコンセントに刺しっぱなしとなります。
コンセントの近くにハンガーをかけられる場所がないと衣類スチーマーが届かなくなります。
そのため、コードが長いほど、コンセントの場所を気にすることなく使うことができます。
コードレスのタイプであればそもそも気にする必要はないです。
コードの長さの比較結果
【Panasonic】 | NI-FS540 | 2.5m |
【日立】 | CSI-RX1 | 2.5m |
【ティファール】 | アクセススチーム プラス DT8100J0 | 2.4m |
★アイロン★ | カルル NI-WL404 | コードレス |
でした。
あまり違いはないようですね。
2m以上あるならコンセントからの距離も気になりません。
消費電力
消費電力です。
消費電力が高いほど電気代がかかるようになります。
消費電力の比較結果
【Panasonic】 | NI-FS540 | 950W |
【日立】 | CSI-RX1 | 800W |
【ティファール】 | アクセススチーム プラス DT8100J0 | 1100W |
★アイロン★ | カルル NI-WL404 | 1400W |
でした。
日立が一番省エネです。
ティファールが高いのは、大量の水を沸騰させる必要があるからですね。
その他の機能の違い
その他機能の差として、
★パナソニック、日立
パナソニックと日立の衣類スチーマーはオートオフ機能があります。
10分使わないと自動的に電源OFFとなるので、つけっぱなしがなくなります。
★日立
面がダイヤ形状だったり、
温度を低(100度)、中(135度)、高(170度)に切り替えができたり、、
と、通常のアイロンとしても使うことができます。
また、ブラシアタッチメントがついているので、シワ取り+ホコリや毛くず取りを一遍に行うことができます。
★ティファール
「ターボモード」と「デリケートモード」の2つのモードを搭載しています。
頑固なシワのときはターボモード、
シルクなどの繊細な素材のときはデリケートモード
といったように衣服によって蒸気の量を使い分けることができます。
※上記の表の比較はターボモードのときの数値で比較しています。
まとめ
いかがでしたか。
各製品の仕様を見比べてみたところ、
アイロンは置いて使うもの。
衣類スチーマーはハンガーにかけた状態で使うもの。
といった線引きがきちんとできていました。
人によって選ぶ基準は変わると思いますが、
衣類スチーマー3製品の中で、私は日立のCSI-RX1が一番いいかなと思いました。
やっぱり忙しい朝にチマチマ水を足して起動を待ちたくないので、タンク容量が多いのが一番いいかなあと。
3製品の中ではティファールのアクセススチーム プラス DT8100J0が一番機能面では充実していましたが、数枚まとめてアイロンかけるより、当日着る一枚のシワを取りたい程度なので、日立のがいいなと。
日立とPanaで比較したときはほぼ日立のほうが機能面が良い傾向でした。
PanaのNI-FS540が勝っているポイントは初動の速さ!
とはいえ、日立のCSI-RX1との差はわずか6秒。
それだったら他の機能で優っている日立がいいかなという印象でした。
日立は「アイロン」と「衣類スチーマー」を両立しているとのことですが、
アイロンとして使う場合は重さが軽い分、プレス圧が足りないかもです。
アイロンとしての機能はそこそこで、ハンガーアイロンに特化したと考えた方がよいかもしれません。
衣類スチーマー、気になる製品がありましたら試してみてはいかがでしょうか。
【後日談】日立のCSI-RX1を使ってみました!
今回おススメした日立の衣類スチーマーCSI-RX1をさっそく購入して試してみました!
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