
ロボアドバイザー最大手のウェルスナビの仕組みや年利、手数料、メリット、デメリットなどをまとめました。
長文となってしまいましたが、
ウェルスナビを気になっている方の理解が深まれば幸いです。
目次
ロボアドバイザーとは
まずはウェルスナビが提供しているロボアドバイザーについて簡単にご紹介です。
ロボアドバイザーとは、資産運用を行う手法のひとつです。
近年のAIの発達により、ロボアドバイザーが自分に最適な運用プランを提案し、自動で資産運用までしてくれます。
そのため、


といった悩みをもつ資産運用初心者の方にオススメな方法です。
ロボアドバイザーについて詳細を知りたい方は、こちらの記事で解説しています。
合わせてご覧下さい。
【関連記事】
ロボアドバイザーとは?投資信託との2つの大きな違い
ウェルスナビのロボアドバイザー
ウェルスナビはロボアドバイザー最大手です。
ウェルスナビのロボアドバイザーは、世界水準のアルゴリズムを持ったAIにより、過去の取引記録(ビックデータ)を活用、分析して最適解を求めます。
その頭脳をもとに、
低手数料×長期間×分散投資×積立投資
を実現しています。

以降ではウェルスナビについて具体的に解説していきます。
ウェルスナビの手数料

それはそれはお高いにゃ?

お値段たったの1%!
(TVショッピング風)
ウェルスナビの場合、手数料は預かり資産に対して年利1%のみです。
投資先の選定や運用など、手間がかかることを自動で行ってくれるのにこの安さ。
例えばウェルスナビに10万円を預けた場合、1,000円が手数料で引かれます。
資産の運用益で十分回収できそうな価格です。
(預かり資産3000万円超えの場合の手数料は0.5%となります)
手数料が安い理由
従来からある、証券会社に資産を預けて同様の運用をしてもらう場合と比較してみます。
従来は、
■市場動向調査
■膨大な数の銘柄を吟味
■最適な銘柄の選択
■口座管理
…のような一連の作業を、すべて人の手で行っていました。
そのため手数料や人件費を始めとするコストが高額となります。
腕のよい投資家に依頼すると手数料がさらに跳ね上がります。
実際、億単位の資産がある富裕層じゃないと、とても利用できないサービスでした。
ロボアドバイザーの場合、
人工知能であるロボアドバイザーは機械的に取引を行います。
自動で取引できるようになったため人件費があまりかからなくなり、年利1%という低価格の手数料を実現しています。
AIの発達により、一般庶民でも超富裕層と同等の恩恵を預かれるようになったのは嬉しいですね。
ウェルスナビの投資方法
ウェルスナビの投資方法は
「長期間×分散投資×積立投資」
です。
ウェルスナビは世界各国の株や不動産、金などに分散して積立投資し、中長期的にリターンをあげる手法を採用しています。
これはリスクの低い投資手法といえます。
※中長期的とは、10年~30年をいいます。
その理由は以下の通りです。
長期間×分散投資
ウェルスナビは世界各国の金融商品を対象に分散投資しています。
分散投資の対象国はなんと50カ国。
対象商品でいえばなんと11,000銘柄以上。
自分で11,000銘柄の動きを追うなんて不可能ですよね。
ロボアドバイザーならではの投資手法です。
そのため、ある国では一時期マイナスになっても、他国のプラスになった分でマイナス分を補填できるので、トータルで考えればリスクを低減できます。
長期間×積立投資
また、ウェルスナビは積立投資を採用しています。
積立投資とは、一定周期(毎月など)に同じ額の株や債権を買い続ける手法です。
積立投資をざっくり説明します。
株は時期によって株価が変動します。
2月:株価200円
3月:株価100円
4月:株価200円
に変動した例で毎月1万円ずつ積立投資をする場合を考えます。
2月は株価200円なので1万円で50株買えます(1万円÷200円)。
3月は株価が100円に下がってしまいました(マイナス100円)。
このままだと保有する50株は1株あたり100円損することになります。
この状態で積立投資を続けると、3月は株価100円なので1万円で100株買えます。
トータルで見ると、2月、3月の2ヶ月間の2万円で150株買ったことになり、
一株あたり133円で買えたことになります。
つまり、株価100円に対し、マイナス33円の損失に抑えることができました。
4月は株価がまた200円に戻りました。
積立投資を続けると、4月は株価200円なので1万円で50株買えます。
トータルで見ると、3ヶ月間の3万円で200株(50+100+50)買ったことになり、
一株あたり150円で買えたことになります。
つまり、株価200円に対し、50円プラスになりました。
このように、積立投資をすると値動きが平均化されるので、乱降下するときのリスク回避ができます。
ウェルスナビではアプリで銀行口座から自動引き落しを設定できます(1万円以上)。
一度設定してしまえば自動で積立投資できます。
放置できるのは気楽ですね。
積立投資の注意点
世界経済は周期的にリーマンショックのような大暴落が発生しますが、その後はいずれ回復します。
ウェルスナビも例外ではなく、短期的にはマイナスになることがあります。
そんなときに慌てることなく機械的に積立投資を続けられるかがポイントになります。

のように気楽に考えましょう。
そうすれば、長期的に見れば大きなプラスにすることができます。
実際、ウェルスナビCEOの柴山さんは個人資産をロボアドバイザーに投資し、リーマンショックを経験した後でもプラスの収益となっているそうですよ。
ウェルスナビで得られる年利は?


運用25年で年利6%という数字を叩き出していますよ。
ウェルスナビHPによると、年利6%。1.46倍のリターンです。
銀行に預けた(普通預金)場合、2019年3月時点で年利0.001%です。
年利6%がいかに高いかが分かると思います。
なお、ウェルスナビではリスク許容度を5段階に調整できます。
得られる利益である年利は、選択したリスク許容度によって異なります。
ウェルスナビの初期費用は?


昔のように数千万単位のお金は不要です。
分散投資するために最低限必要な金額が10万円です。
最初に10万円以上を預ける必要があります。
預ける額が多いほどリターンも多くなりますが、自分のできる範囲から始めるほうがよいと思います。
初期投資でドーンと預けるよりも、積立投資を継続するほうが大事です。
無理のない範囲で毎月継続できる額を決めましょう。
ウェルスナビを途中でやめられる?


ウェルスナビでは、HPやアプリで簡単に入金のやり取りができます。
途中でやめたいときは全額引きおろしたり、
運用益の一部を引き出したりすることもできます。
ただし、赤字になっている時にやめると当然損してしまいます。
ウェルスナビならではのポイントは?

ウェルスナビの強みは何にゃ?

ウェルスナビには節税ができるDeTAXという機能があります(日本初)。
一般的に、運用益が確定すると、運用益に対して20%ほど税金がかかります。
この税金を軽減できるのがDeTAX機能です。
利益が確定した場合、同程度の損失も確定することで利益を相殺します。
その結果、利益にかかるはずの税金を軽減できます。
ウェルスナビのデメリット

騙されないにゃ!

自分の運用方針がウェルスナビと合わない場合はやめたほうがよいでしょう
デメリット1:短期投資には向かない
ウェルスナビは長期運用を前提にしています。
短期的にマイナスになっても、積立投資で長期的な利益を狙います。
始めるにあたっては、少なくとも10年以上継続することを考えたほうがよいですよ。
10年の場合の最低限の投資額は
初期費用10万円+月1万円×12ヶ月×10年=130万円。
10年間で130万円捻出できそうでなければ利用しないほうがよいかと思います。
なお、ウェルスナビでは、運用途中で得た利益を他商品に再分配します(複利式)。
運用期間が長いほど運用益が多くなります。
デメリット2:運用益を得るには気長に待つ必要がある
デイトレードやビットコインなどでは、数分から1日でがっぽり儲かる場合もあります。
しかしデメリット1でもあげたように、ウェルスナビは長期運用を前提にしています。
そのため、短期間で見るとあまり利益を得られた気がしません。
「預けたのに利益これっぽちかよ。」
と思うかもしれないです。
それでも銀行で預金するよりはプラスになるはず
(元本割れしていない場合)。
運用益を再投資するため、長期的に見れば塵ツモで伸びていきますよ。
10年後を楽しみにしましょう。
ウェルスナビが倒産したら?

こっちは大事なお金を預けてるにゃ!

ウェルスナビは投資者保護基金に加入しています。
投資者保護基金とは、運営元(今回はウェルスナビ)が倒産した場合、投資家が預けたお金のうち1千万円までを国が保証してくれる制度です。
ただし、運用益がマイナスになったら補填してくれる制度ではありません。
あくまでウェルスナビが倒産した場合の制度です。
運用益がマイナスになった場合は自己責任となります。
ウェルスナビの口座開設入会方法は?


ウェルスナビの公式HPはこちらから。

まとめ
ロボアドバイザー大手のウェルスナビについて、仕組みや手数料等を解説しました。
始める場合は気長にやることを心がけましょう。
【関連記事】
ロボアドバイザーとは?投資信託との2つの大きな違い

最近パソコンやスマホを使い続けると目がしょぼしょぼしやすい…
集中してパソコンしていると目が疲れやすくなった…
というときにの原因の一つにアントシアニン不足が考えられます。
アントシアニンを手軽に補うならアサイベリーがおススメです。
アサイベリーにはアントシアニンが多い食材として有名なブルーベリーよりも4.6倍多くのアントシアニンが含まれています。
そのアサイベリーをふんだんに使ったサプリメントの「アサイベリーアイ」。
錠剤タイプのサプリメントなので、手軽にアントシアニンを摂取できます。
初回970円と他のアサイベリー系サプリよりも低価格。
しかも定期販売としては珍しく継続指定回数の制限がありません。
1回だけ試したい!など、気軽に試せるのは嬉しいです。
