
栃木の那須高原にある南ヶ丘牧場。
ソーセージやアイスクリーム作りを体験できます。
南ヶ丘牧場でソーセージ作りとバター作りを体験したのでレポートです。
南ヶ丘牧場について
ソーセージ作り体験をした南ヶ丘牧場について簡単にご紹介です。
南ヶ丘牧場は関東の那須高原にある牧場です。
有名な那須サファリパークのそばにあります。
南ヶ丘牧場では日本でわずか200頭ほどしかいない「ガーンジィ牛」を飼育しています。
その希少なガーンジィ牛から取れるさらに希少な「ゴールデンミルク」を100%使ったミルクパンは朝には売り切れるほど。
乗馬やウサギの散歩、アーチェリーなども体験できます。
南ヶ丘牧場のソーセージ体験
事前予約制
ソーセージ作り体験は電話での事前予約が必要です。
定員数が決まっていますが、空きがあれば当日でも電話予約できました。
〒325-0301 栃木県那須郡那須町大字湯本579
予約の電話番号
0287-76-2150
ソーセージ作り体験の場所
ソーセージ体験の受付場所は南ヶ丘牧場内の食事処「庄屋」です。
駐車場から牧場に入ってすぐ、左手に見える建物です。
受付
ソーセージ作り体験の開始時間は11時。
15分前の10:45までに受付します。
受付場所と体験場所は違います。
受付後、実際にソーセージ体験をする場所は「体験館ザ・バイカル」。
ザ・バイカルに開始時間の5分前に集合します。

ソーセージ体験は一時間半ほどかかるのでトイレは済ませておきましょう。
受付をすると手袋が渡されるので、手袋をはめて消毒スプレーで消毒します。
ソーセージ作り開始!
テーブルの上には
■香辛料 2g
■塩 3g
■片栗粉 3g
■氷水 30cc
■羊の腸 1本
(一人当たり)
があらかじめ置いてあります。
手ぶらで参加できるのは嬉しいですね。
時間になると牧場スタッフの先生によるウインナー作りがスタートしました。
【関連記事】
ウインナー、ソーセージ、フランクフルト、ボロニアの違いは?語源も解説
香辛料などを入れる
粗挽き肉に香辛料や塩などを入れていきます。
香辛料の配合で味が変わるそうです。
香辛料は予め分量分用意されているので、

という心配は不要です。
肉を混ぜる
香辛料入りひき肉に水を加え、
ハンバーグのタネ作りのように捏ねていきます。
手袋越しに伝わる肉の感触。
捏ね具合が粘り気につながります。
よくこねるほど美味しくなるそう。
ひたすらこねます。
ただし温まってしまうと肉の脂が溶けておいしくなくなります。
手早くこねます。
空気を抜くためです。
空気が入っていると次の腸詰めのときにうまくいかないとのこと。
しぼり袋に詰める
空気を抜いた肉を生クリームを絞るようなしぼり袋に詰めていきます。
詰め終わったら袋の入り口をよじり、肉を先端に寄せていきます。
腸詰め準備
羊の腸はかなり長い!
先端を持って立ち上がっても底はボールに入ったままです。
肉を入れるときに腸に空気が入らないように、口金から少し肉を出します。
腸の先端を手のひらの上に置き、指でぐるぐるすると腸の入口が現れます
次に腸の入口をしぼり袋の先端にある口金に取り付けます。
ではさっそく。
…
……
………??
なかなかに難しい。
手先が器用な嫁にバトンタッチです。
…。

と、何やらコツをつかんだのか、
私があんなに苦労したのにさくっと着けてしまいました。
うーむ。
腸なので多少引っ張っても破れません。
嫁いわく引っ張る思い切りが大事とのこと。

とこわごわ引っ張ってたからダメなようです。
腸を口金に着けた後、残り5cmほどになるまでたぐり寄せていきます。
最後に残り部分を使って片結びします。
これで両側が開いていた腸が袋になりました。
腸の肉詰め開始
袋に力を加えて肉を腸に詰めていきます。
うにょーんと出てくるひき肉。
力を一定にかけるときれいに同じ太さになってくれるみたいです。
肉をぐんぐん出していくと1本のソーセージになります。
こんな長いソーセージは市販されていません。
ソーセージ体験ならでは。
ソーセージの形作り
バルーンアートのようにソーセージを形作っていきます。
人差し指程度の長さの位置でクルクルねじり、
二本ある先端のうちの一本をわっかに通して固定します。
文章で説明するのは難しいですが、実際にはスタッフ先生が丁寧に教えてくれます。
ソーセージを茹でる
沸騰しない程度の温度のお湯でソーセージをゆでていきます。
ゆで時間は15~20分ほど。
燻製にするとよく売られている茶色いソーセージになるとのこと。
茹でている間にバター作りを体験できます。
下参照。
ソーセージを焼いて完成

これにてソーセージ完成!
体験所でおいしくいただきましょう。
【関連記事】
ウインナー、ソーセージ、フランクフルト、ボロニアの違いは?語源も解説
【番外編】バター作り
ひたすら振ります
ソーセージをゆでている間にバター作りをします。
バター作りもソーセージ体験の料金に含まれています。
バターの原料は牛乳と生クリーム。
牛乳はもちろん南ヶ丘牧場が誇るガーンジィ牛。
牛乳と生クリームは7対3とのことです。
70gほどの量の場合は10分間ひたすら混ぜるとバターが出来上がります。
冷やした状態で振ると早く出来上がるそうです。
手の熱で容器が温まらないように、フタの部分のみを持ちます。
ひたすら振ります。
ひたすら振ります。
・・・
少し固形になってきました。
さらにひたすら振ります。
・・・
10分間ひたすら振るので手が筋肉痛になります。
固形分が増えてきました。
手作りバター完成
出来上がった手作りバターがこちら。
これだけ振って頑張ってもバターになるのはたった2割。
手作りバター実食
こんがり焼いたトーストを用意してくれます。
バターなのに市販のバターよりクリーミーさが強いです。
好みで塩を振ってもおいしい。
塩を多めにすると市販のバターの味に近づきます。
ちなみにトーストは南ヶ丘牧場自慢のガーンジィ牛100%で作ったミルクパン。
売店でも販売していますが、朝イチで売り切れるそうです。
私もソーセージ体験後に行ってみましたがすでに売り切れていました。
残念。
まとめ
南ヶ丘牧場のソーセージ体験(とバター体験)でした。
ソーセージの長さやバターの味付けを自由にできるのは手作り体験ならでは。
体験では小さい子供連れのご家庭の参加が多かったです。
夏休みの自由研究にも最適。
お好みのソーセージ作りをしてみてはいかがですか。
【関連記事】
ウインナー、ソーセージ、フランクフルト、ボロニアの違いは?語源も解説
せっかく旅行するなら安くお得に済ませたいですよね。
そんなときにお勧めな予約サイトが「ゆこゆこネット」。
1泊2食付の格安プランが満載で、ゆこゆこ限定の特典や1万円以下のお得なプランも多数掲載されています。
私も、「温泉宿にゆったり安く泊まりたい!」
といったときなどによくゆこゆこネットを利用しています。
