自宅でクレープ用の道具を使って薄く焼きたい!
クレープ屋さんで生地を伸ばすときに使う道具、実は自宅用に購入することができます。
その名も「トンボ」。
トンボの選び方や使い方のポイントをご紹介します。
また、記事後半では
手軽にクレープ生地を作れる家電
もご紹介!
トンボを使わずに家にある道具を使って綺麗に焼きたい方は、以下の記事を合わせてご覧ください。
クレープ生地を薄く焼く専用の道具「トンボ」
クレープ生地を手軽にきれいに焼ける、クレープ生地専用の道具の一つに「トンボ」というものがあります。
トンボと言えば、野球部がグラウンドを馴らす時に使うT字型のあれもトンボです。
グラウンド整地用と同じ形のものが、クレープ生地用に小型化されています。
クレープ用トンボの選び方
はじめに、あなたに合ったトンボの選び方をご紹介します。
クレープ用トンボの選び方①:丸か四角か
クレープ用のトンボは大きく分けて、生地に接する面が丸いタイプと四角いタイプがあります。
丸いトンボの特徴
トンボを始めて使う方
さらさらした液体状の生地を焼きたい方
生地を薄く広げるときは、丸い方が生地との接触面が少なくなるため破れにくくなります。
そのため、
家でたまに使う程度だったり、
トンボを使い慣れない初心者のうちは丸いタイプを選ぶと安心です。
また、さらさらした液体状の生地ダネを使って焼く時は、プロの方も丸いトンボを使っています。
四角いトンボの特徴
トンボを使い慣れた方
もっちりした生地を焼きたい方
という方は、慣れると生地が均一になりやすい四角いタイプがおススメになります。
何枚か焼いているうちに使い方に慣れると思います。
また、もっちりした生地ダネを焼く時は四角いタイプがよく使われます。
クレープ用トンボの選び方②:鉄板にあった幅を選ぶ
購入時に気をつけたいのがトンボTの横部分(クレープに当たる部分)の幅!
クレープを焼く時はトンボをくるっと一周させて生地を伸ばします。
そのときトンボの幅が鉄板の直径より大きいとうまく回すことができません。
できれば鉄板の直径の半分(つまり半径)よりも少し小さい程度の大きさのものを選びましょう。
クレープ用トンボの使い方のコツ
次に、トンボを使って薄く広げるためのコツをご紹介します。
クレープ用トンボの使い方のコツ①:水に浸けておく
生地を焼き始める前は、トンボを水に濡らしておきましょう。
トンボが塗れていることで生地がトンボに引っ付きにくくなり、きれいに伸ばすことができます。
動画では開始2秒後でトンボを取り出すときに注目してください。
画面左上にトンボを入れる容器があり、トンボの水を払っている動作をしていますね。
クレープ用トンボの使い方のコツ②:トンボの重さで回す
トンボをくるりと円状に回すときに、腕の力を抜いてトンボの重さを使って回しましょう。
トンボに力をかけてしまうと生地を押し付けてしまい、破れる原因になります。
動画では開始5秒後から生地を広げていますが、腕に力が全く入っていません。
トンボの重さだけで生地を広げています。
クレープ用トンボの使い方のコツ③:手早く回す
恐る恐る慎重にやっていると、生地がトンボに乗っかってしまいます。
すると生地の厚みが不均一になるほか、トンボに乗ってしまった生地分だけ局所的に薄くなってしまうので、割れる原因となります。
また、ゆっくり回していると生地がきれいな円形になる前に固まってしまいます。
きれいな円形の見た目を作るためにも手早く回すことが大事です。
動画は少し大きめの生地ですが、それでも12、3秒程度で生地を広げて終わっています。
クレープ用トンボの使い方のコツ④:何回も回さない
上述のコツ④とも関連しますが、生地を鉄板に投入して焼き始めたら時間との勝負です。
生地が固まるまでの数秒の間に、4~5周する程度のイメージでいましょう。
トンボを回したりない/回しすぎると生地が破れたり割れる原因になります。
動画では計10周していますが、最初の5周目程度までで広げ終わっています。
残り5回程度で生地の厚さを均一に慣らしています。
クレープ用トンボの使い方のコツ⑤:鉄板の温度は200度
トンボのコツというよりも、クレープ生地を焼くとき全般のコツとなりますが、鉄板は200℃に設定しましょう。
低すぎると生焼け状態となります。
するとひっくり返すときに鉄板に引っ付いてしまいます。
トンボ以外のクレープ用の道具
薄く伸ばすときに活躍するトンボ以外にも、クレープ専用アイテムはいろいろあります。
クレープ生地をひっくり返す道具「パレットナイフ」
クレープ生地を破けずに薄くきれいに伸ばすコツの記事にて、菜箸とフライ返しを使ったひっくり返し方をご紹介しています。
という方は、パレットナイフ(スパチュラ)の購入を検討しても良いと思います。
パレットナイフはショートケーキに生クリームをデコレーションするときなどに使うケーキ用のナイフです。
しかしパレットナイフの長さ、均一さ、薄さ、弾力などがクレープ生地をひっくり返すのにぴったりなんです。
先ほどの動画では40秒目くらいからパレットナイフを使って生地を取り出しています。
大量生産も夢じゃない!クレープメーカー
という方にはクレープメーカーなるものもあります。
アイリスオーヤマ製のクレープメーカーは、生地を専用機器に浸けて放置しておくだけでクレープ生地が焼ける優れもの。
まとめ
クレープ生地を均一に薄く広げるための道具「とんぼ」をご紹介しました。
慣れてくると手放せなくなります。
もっと手軽に生地を焼きたい!むしろ食べる専門でいたい!
という場合はクレープメーカーの導入もおススメです。
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私はお菓子の材料専門店の【TOMIZ(富澤商店)】で購入しています。
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