何が違うの?
ムース
フランス生まれ。泡立てた生クリームとメレンゲを冷やして固めたもの
ババロア
フランス生まれ。泡立てた生クリームとアングレーズソースをゼラチンで固めたもの
パンナコッタ
イタリア生まれ。生クリームをゼラチンで固めたもの
以下で詳細を解説します。
ムース、ババロア、パンナコッタの違い
上で簡単にご紹介しましたが、
ムース、ババロア、パンナコッタの違いが一目で分かるように一覧にしました。
| ムース | ババロア | パンナコッタ | |
| 生まれ | フランス | フランス | イタリア |
| 主な材料① | 泡立てた生クリーム | 泡立てた生クリーム | 生クリーム |
| 主な材料② | メレンゲ | アングレーズソース | - |
| 固め方 | 冷やす | ゼラチン | ゼラチン |
| 所要時間 | 3時間程度 | 3時間程度 | 10分程度 |
牛乳、卵黄、砂糖で作ったソース。
カスタードクリームをさらっと液状にしたもので、デザート皿の模様としてもよく使われています。
ムースとババロアの違い
ムースとババロアの大きな違いは、
メレンゲを使うかどうか
ゼラチンで固めるかどうか
という点です。
ムースはメレンゲを使うことで口当たりがよいふわふわの食感となります。
ババロアはゼラチンで固めているのでゼリーのような弾力がありますね。
しかし最近はムースのレシピもゼラチンを使ったものが主流となっており、ババロアとの明確な違いはなくなりつつあります。
クックパッドや楽天レシピなどを見ると、ムースはババロアよりもふわふわした食感になるように、ゼラチンの量がババロアよりも少なめのレシピが多い印象でした。
パティシエ界でもムースとババロアの違いについては議論されているようで、
ムース:食感がふわふわなもの
ババロア:食感に弾力があるもの
という少しあいまいな線引きになっているようです。
ムースやババロアとパンナコッタの違い
パンナコッタの見た目はムースやババロアと似ていますよね。
しかし、実はパンナコッタは生クリームをゼラチンで固めただけのスイーツです。
ゼラチンはすぐに固まるため10分もあればできます。
対してムースとババロアはソースづくりに手間ひまを要し、固まるまでも時間がかかる。
といった違いがあります。
以下では、ムースとババロアについて、由来や基本レシピなどをさらに深堀してご紹介します。
ムースの意味や基本レシピ
ムースの意味や由来
ムース(mousse)はフランスのお菓子です。
mousseはフランス語で「泡」という意味があります。
泡の名のとおり、ムースは生クリームや卵白を泡立てたものを冷やして固めたスイーツ。
以下でご紹介するババロアのように固めるためにゼラチンを使いません。
さらにふわふわのメレンゲを混ぜ合わせているので、口当たりはふんわりと軽く、上品さがあります。
ムースの基本レシピ
ムースの基本レシピです。
泡立てた生クリームにメレンゲを加えたベース生地と、
イチゴソースやペースト状にしたチョコソースなど
を混ぜ合わせて作ります。
混ぜ合わせるときに、ベース生地とソースを適当に混ぜてしまうとベース生地の泡が消えてしまいます。
そのため温度や粘度などを一定にしてから混ぜないと上手く混ざらないという、少し難易度高めのスイーツです。
ババロアの意味や基本レシピ
ババロアの意味や由来
ババロア(bavarois)もムースと同じくフランスのお菓子。
bavaroisはフランス語で「バイエルンの」という意味です。
バイエルンは、昔ドイツ南部にあったバイエルン王国のこと。
ババロアの由来
ババロアの由来は諸説ありますが、有名な2つをご紹介します。
その1.ドイツ南部でフランス人の料理人が発明した説
一つはドイツ南部でフランス人の料理人がババロアを発明した説。
ババロアは元々ドイツ南部のババリア地方の、濃い牛乳に砂糖を混ぜて作られた温かい飲み物です。
あるところにバイエルン王国の貴族に珍しいデザートを作るよう依頼されたフランス人の料理人がいました。
彼(彼女?)はこの飲み物に注目します。
さっそくババロア(飲み物)に生クリームやゼラチンを混ぜて、固めてデザートにしてみたそうです。
バイエルン王国の貴族のために作ったこのデザートこそ、元祖ババロア。
そのため「バイエルンの」を意味するババロアと呼ばれるようになりました。
…という説です。
その2.パリでバイエルン王国の貴族が流行らせた説
二つ目は、フランスのパリにいたバイエルン王国の貴族が流行らせた説。
フランスのパリにバイエルン王国の貴族が住んでいました。
パリのカフェで彼らに大人気だったのが「ババロアーズ」という飲み物。
これがお菓子となったのがババロアのはじまり。
…という説です。
ババロアの基本レシピ
ババロアの基本レシピです。
ベース生地となる泡立てた生クリームと、
牛乳、卵黄、砂糖で作ったアングレーズソース、
さらにゼラチンを加えたものを混ぜ合わせて作ります。
イチゴソースや抹茶ソースなどをさらに混ぜ合わせるレシピもあります。
パンナコッタの由来
最後にパンナコッタの由来をご紹介します。
イタリア生まれのパンナコッタは、イタリア語で「panna cotta」と書きます。
「panna」は「生クリーム」、「cotta」は「煮つめた」という意味がそれぞれあるので、「煮つめた生クリーム」という意味ですね。
まとめ
「ムース」「ババロア」「パンナコッタ」の違いをご紹介しました。
それぞれ名前や由来は異なりますが、
よく似た材料を使って、混ぜてから固めて作る
という点で盛れば同じなので、親戚のようなスイーツですね。

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