平成は2019年4月30日で終了しました。
平成最後の年となった平成31年は貨幣を発行されるのでしょうか?
平成31年の硬貨は発行される?
新天皇即位に伴い、2019年5月1日から新しい元号「令和」に変わりました。
昭和から平成に切り替わった昭和64年は、1月1日から昭和最後の1月6日分までの一週間しかありません。
しかし硬貨は発行されました。
追記:昭和64年硬貨は平成元年の3月まで発行されたそうです。
平成最後の年となる平成31年も同様に、硬貨は発行されるのでしょうか?
2018年12月29日のライブドアニュースによると、
「『平成31年硬貨』は作られる予定です。財務省との貨幣製造契約というものがあり、すでに準備をしています」
というニュースがありました。
貨幣製造契約とは、財務省と造幣局の取り決めのことで、
という取り決めがあります。
日本のお金を作っている造幣局は、
貨幣を安定的に供給しますね!
ということを財務省と約束してるんですね。
平成31年の硬貨は何枚くらい発行される?
昭和64年の硬貨発行枚数
造幣局と財務省の貨幣製造契約は毎年取り決めがなされています。
昭和最後である昭和64年の硬貨発行枚数は、
5円玉 :6733万枚
10円玉 :7469万枚
50円玉 :0枚
100円玉 :0枚
500円玉 :1604万枚
となっています。
造幣局HPより
昭和64年は1月6日までの一週間でこれだけ発行されています。
追記:平成元年3月まで発行されました。
…桁が大きすぎて、多いのかどうかわかりませんね笑
また、昭和64年は50円玉と100円玉は発行されていません。
貨幣は上述のとおり、製造計画に基づいて順番に製造されます。
昭和64年の昭和天皇が崩御された時点で製造が決定していたのは、1円玉、5円玉、10円玉、500円玉の4種類。
50円玉と100円玉の製造予定はありませんでした。
そのまま平成元年の硬貨の製造が始まったので、結局昭和64年の50円玉と100円玉は製造されませんでした。
つまり、昭和64年の50円玉と100円玉はこの世に存在しません。
昭和63年と昭和64年の発行枚数の比較
比較のため、前年の昭和63年の発行枚数は、
5円玉 :3億9612万枚
10円玉 :6億1811万枚
50円玉 :1億911万枚
100円玉 :3億6311万枚
500円玉 :1億4821万枚
です。
なので、昭和64年は昭和63年と比較すると、
5円玉 :6733万枚(昭和63年の1/6)
10円玉 :7469万枚(昭和63年の1/8)
50円玉 :0枚
100円玉 :0枚
500円玉 :1604万枚(昭和63年の1/9)
となります。
年号が切り替わった最初の一週間で昭和63年の年間枚数の10分の1〜6分の1の枚数が発行されています。
一週間しかないのに結構多い印象です。
追記:
昭和64年硬貨が3月まで発行されたのであれば、期間的にも4分の1くらいは発行されそうなものです。
結構少ない印象ですね。
1988年は平成元年硬貨も発行されるので、総枚数を調整するために64年硬貨の製造計画を縮小したのかもしれません。
平成31年の硬貨発行枚数
切り替わりまで5ヶ月ある平成31年は、相当な数の平成31年硬貨が市場に出回ることが予想されます。
財務省が平成31年4月1日時点で発表した、
「平成31年度の貨幣製造計画」は以下の通り。
5円玉 :5600万枚
10円玉 :2億7500万枚
50円玉 :8200万枚
100円玉 :3億7368万枚
500円玉 :2億700万枚
※百円硬貨は2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念貨幣も含まれます。
その後の令和元年6月18日時点で発表した、
「令和元年度の貨幣製造計画(改訂版)」は以下の通り。
5円玉 :5600万枚
10円玉 :2億7500万枚
50円玉 :8200万枚
100円玉 :3億9342万枚
500円玉 :2億1200万枚
100円と500円が増加されています。
きっとこの数字は2019年に発行される総貨幣量なので、
このうちの何割かが平成31年硬貨になります。
昭和の場合は3月までに10分の1〜6分の1発行されたので、
年間計画のざっくり5分の1~3分の1が平成31年硬貨となるのでしょうか。
買い物のときに平成31年硬貨がないかチェックして、全種類揃うか確かめるのも楽しいかもですね!
まとめ
造幣局によると平成31年硬貨は発行されるとのことでした。
平成31年から新元号に切り替わるまで5ヶ月程度あるので、結構な数の硬貨が出回ることが予想されます。
買い物したら平成31年の貨幣がないか要チェックですね!
平成最後に記念貨幣も発行しています。
その名も「天皇陛下御在位30年記念五百円」。
記念硬貨の図柄や、入手方法などはこちら。
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