平成最後の記念に
天皇陛下御在位30年記念五百円硬貨
を手に入れることができました。
引き換え開始日から一週間経過しましたが、まだ主要銀行で交換可能でしたよ。
事前予約も不要です。
記念硬貨の概要と、一週間経った今からでも入手できた方法をご紹介。
天皇陛下御在位30年記念五百円硬貨とは
天皇陛下が退位されるにあたり、
天皇陛下御在位30年記念五百円硬貨
という名の記念硬貨が発行されました。
天皇陛下在位30年を記念して造られた500円硬貨です。
今年（平成31年）で天皇陛下がご退位されるため、平成最後の記念硬貨でもあります。
この500円記念硬貨の直径は26.5mm。
一般の500円玉と同じ直径です。
普通の500円玉として使うこともできそうですね。
（少しもったいない気もしますが）
記念硬貨の発行枚数
平成最後の記念硬貨となる天皇陛下御在位30年記念五百円硬貨は、500万枚発行されます。
500万枚！とっても希少！
…といえるのかどうかわからない数字ですよね（汗
例えると、
総務省によると日本の平成30年9月1日現在の人口は、1億2641万7千人です。
つまり、25人に一人の割合で記念コインを購入することができます。
小学校一クラス（30人程度）でいうと1,2人くらいの割合です。
クラスでスネオ君だけが自慢しているイメージ。
「ぼくのパパのコネがあるから手に入れられた希少なコインなのさ」
などと自慢できそうな希少さではあります。
「ドラえも～ん！ぼくも天皇陛下御在位30年記念五百円硬貨ほしい～～！」
「しかたないなぁ」
ちゃららっちゃら～（入手方法は後半で）
なお、現実的に入手可能な枚数は497万枚となっています。
残りの3万枚は？
500万枚のうち、497万枚が引換可能となっています。
残り3万枚はどこにいったのでしょうか？
今回発行された500円とは別に、記念一万円硬貨も発行されました。
残りの3万枚は、一万円金貨幣とのセット（2点セット）販売用となっています。
このセット、造幣局HPからの通販のみで購入できます。
しかし、一万円金貨幣とのセットはすでに予約終了となっていました。
残念…。
そのため、市場に出回るのは497万枚となります。
天皇退位記念硬貨の入手方法
記念500円玉の入手方法です。
1.引換開始日
平成31年2月21日です。
すでに引き換えが開始されています。
2.引換取扱機関
全国の主要銀行や郵便局などで引き換えできます。
その他にも、信託銀行、ゆうちょ銀行及び外国銀行在日支店、信用金庫、信用組合、労働金庫、農林中央金庫、農業協同組合、信用農業協同組合連合会、漁業協同組合、信用漁業協同組合連合会
で引き換え可能です。
「どこでもドア～」
「ほら、のび太くん。早く銀行に行くよ。」
3.引換枚数
引換を開始した2019年2月21日は1人2枚までという制限がありました。
しかし今では何枚でも交換可能です。
いっぱい交換していたら、何十年後かにプレミア価格で売れるかも？
4.引換終了日
在庫が無くなり次第終了です。
ほしい方は早めに引き換えに行きましょう。
記念硬貨はまだ引換できるのか？？
2019年2月21日に引換開始なのは知っていたものの、仕事が忙しくて平日なかなか休めず…。
気づけば引き換え開始日から1週間経ってしまいました。
しかし今でも交換できる場所はないか、
諦めずに地元でまだ引き換えできる場所を探し回ってみました。
郵便局
在庫切れ。
局員さんによると、
・郵便局は入荷数自体が少なかった。
・引換開始の翌日にはなくなった。
とのこと。
郵便局よりは銀行のほうが狙い目のようです。
りそな銀行
在庫切れ。
行員さんによると、
・初日午前中になくなった。
・他の支店にはまだあるかも。
とのこと。
同じ銀行でも支店間で在庫数は異なるようです。
みずほ銀行
電車で市街地まで遠出すれば手に入りそうだけど、近場では望み薄か…！？
と思いつつ、ダメ元で近くの（歩くには少し遠い）みずほ銀行にも行ってみました。
「天皇陛下御在位30年記念五百円硬貨はまだありますか？」
（本日3度目の台詞。ちなみに今回一度も噛んでません）
「御座いますよ。」
（あっさりと）
…ついに見つけました！
歩いてきた甲斐ありました。
結論
私はみずほ銀行で見つけました。
あなたも近くの銀行などを根気よく聞きまわれば、まだ在庫がある支店を見つけられるかも。
天皇退位記念硬貨の引換方法
銀行でどのように交換できるのか、手順をまとめました。
事前予約は不要です。
1.窓口で両替依頼書を入手
銀行の窓口に記念硬貨を欲しい旨を伝えると、
両替依頼書という紙を渡されます。
2.両替依頼書に必要事項を記入
両替依頼書に、
■住所
■名前
■電話番号
■金額（欲しい枚数分）
を記入します。
2枚欲しければ1000円と書きます。
3.記念硬貨をGET
窓口に依頼書とお金を提出し、待つこと数分。
記念硬貨を受け取れます。
簡単ですね。
記念硬貨の表面には儀装馬車がデザインされてます。
その理由を考察しました。
記念硬貨には平成の集大成といえる偽造防止技術が詰まっています。
引換え時の注意点
注意点というほどのものでもないですが、
引換えの際には銀行の窓口に行く必要があります。
銀行は平日の午後3時で窓口が閉まる所が多いので、会社員の方は昼休みに銀行に行くなどしたほうがよいですよ。
天皇退位記念硬貨の保存方法
私は500円玉２枚と交換しました。
…写真のとおり、むき身のままポリ袋に入ってました。
ケースとかないんですね。
まぁ500円の等価交換だしそんなもんでしょうかね。
コレクション目的で購入した方は別途保管用ケースを用意しましょう。
また、硬貨を眺めるときに素手で触らないほうがよいですよ。
数年後に、指紋が取れなかったり、手の油が原因で変色したりする恐れがあります。
近くで見たいときは硬貨の側面をつまむように持ちます。
このような透明ケースを購入し、ケースごしに見るとなお安心。
綺麗なデザインなので綺麗なまま保存したいですし、
将来せっかくプレミア価値がついても変色して取引価格が下がってしまったとなってはショックですよね。
まとめ
天皇陛下御在位30年記念五百円硬貨は、
一週間経っても場所によってはまだ在庫がありました。
郵便局よりも銀行のほうが入手しやすく、
同じ銀行でも支店によって在庫状況が異なるようですよ。
事前に在庫状況を電話で確認して、平成最後となる平成31年の記念500円玉を入手してみてはいかがですか？
記念硬貨の図柄の解説はこちら。
記念硬貨の偽造防止技術の解説はこちら。
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