7月7日は七夕ですね。
なんで七夕って7月7日になったのでしょうか。
クリスマスが12月25日なのは、その日にキリストが産まれたからですよね。
そんな感じで7月7日なのも何か理由があるはず。
ラッキー7が並んで縁起がよいから。
とかじゃないはずですもの。
気になったからには調べてみました。
七夕が7月7日なのはなぜ?
さっそくですが、
七夕が7月7日の理由、それは、
七夕が「節句」のひとつだから!
節句と言えば、
3月3日の「桃の節句(ひな祭り)」や、
5月5日の「端午の節句」
が浮かびます。
が。
実は七夕も節句のひとつなんですって!
知らなかった…
節句は1年で5回あります。
だから五節句ともいいます。
七夕も含めた五節句は以下の通りです。
1月7日 人日(じんじつ)
3月3日 上巳(じょうみ)(ひな祭り)
5月5日 端午(たんご)
7月7日 七夕(たなばた)
9月9日 重陽(ちょうよう)
つまり、七夕が7月7日なのは、
五節句の七夕が7月7日だったから、
なんですね!
ちなみに、江戸時代では節句の時は祝日となっていて、仕事を休む習慣があったそうです。
祝日の習慣が今に残っていないのは残念ですね(笑)
7月7日の理由を由来を基にご説明!
七夕は五節句のひとつで、その時期が7月7日でした。
次の疑問は、
五節句の七夕はなんで7月7日なの?
ということが浮かびますよね。
6月10日とかでもよかったはず。
五節句について掘り下げていくことで、その理由がわかってきました。
節句とは
「節句」のとき、すなわち、季節の節目の時は、神様やご先祖様を祀って、健康や田畑の豊作、子孫繫栄等を願ったそうです。
祀る時にその時期を代表する植物をお供えしていたことから、「節句」のことを「節供」とも書きます。
この名残で今でも七夕やひな祭り、端午の節句のときにはお願い事をする風習が残っています。
五節句の由来
五節句は奈良時代よりも前くらいに中国から伝わり、日本の文化に溶け込んで宮中行事として発展していきました。
そのため、五節句の由来は中国の考え方に基づいて決まっています。
先ほどの五節句の一覧を再度載せました。
(お供えしていた植物も載せています)
1月7日 人日(じんじつ) 七草
3月3日 上巳(じょうみ) 桃
5月5日 端午(たんご) 菖蒲
7月7日 七夕(しちせき) 竹
9月9日 重陽(ちょうよう) 菊
1月7日の人日では七草がゆを食べます。
3月3日の上巳がひな祭りのことで、5月5日の端午が端午の節句です。
それぞれ、桃の節句といったり、菖蒲湯に浸かったりする理由もこれです。
7月7日が七夕です。
竹をお供えしていたことから、今でもその名残として、お願いごとは笹の葉に書くようです。
9月9日の重陽はあまり馴染みがないですが、昔は五節句を締めくくる行事として菊を愛でて長寿祈願をしたそうですよ。
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五節句の時期
今回の話の中心である、五節句の時期について、さらに掘り下げますと、
1月を除き、どの節句も月と日がゾロ目、かつ奇数となっていることに気づきます。
中国では、奇数は「陽の数」として縁起が良い数とされていました。
そのため、奇数が連なるこれらの日を節句としました。
逆に偶数は「陰の数」として忌みられています。
だから、「6月」や「7月6日」とかだと偶数が入ってしまうので選ばれず、
奇数の中でも「7月3日」や「7月11日」等よりも、7月と同じ数字である「7月7日」が選ばれたのですね。
ちなみに、1月だけゾロ目の1日ではなく7日なのは、1月1日が元日だからです。
新年の初めである元日およびその週は、五節句よりもさらに格上の節句なんでしょうね。
ゲームで例えるなら、四天王(五節句)を倒したら出てくるラスボス(元日)みたいな。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
七夕が7月7日なのは、五節句の一つであり、その時期を中国の考え方に基づいて決めていたからでした。
かつて節句のときは神様やご先祖様を祀ってたそうですから、
笹の葉にお願いを書くときは、神様やご先祖様への感謝の気持ちをこめてみてはいかがでしょうか。
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