平成最後の記念に発行された
天皇陛下御在位30年記念五百円硬貨。
硬貨の表面には儀装馬車のデザイン。
天皇とゆかりの深い数あるアイテムの中で、儀装馬車が選ばれた理由を考察しました。
天皇陛下御在位30年記念五百円硬貨とは
平成31年は平成最後の年。
平成最後の記念硬貨として引換えが開始された、天皇陛下御在位30年記念五百円。
記念500円硬貨は、全国の金融機関で1枚500円で交換できます。
在庫がなくなりしだい終了なので、欲しい方は早めに交換に行きましょう。
引換え方法などをまとめた記事はこちら
天皇陛下御在位30年記念五百円の図柄
記念硬貨の図柄をみていきます。
記念硬貨の表面
記念硬貨の表面には、
儀装馬車と桐と白樺
がデザインされています。
なぜデザインが儀装馬車?
儀装馬車以外にも天皇陛下とゆかりの深いアイテムはいろいろあったはず。
天皇退位記念硬貨の表面ど真ん中という、最も目立つ位置に儀装馬車が採用されたからには、儀装馬車に一番思い入れがあったと思われます。
アメリカの1セント硬貨のリンカーンや、50セント硬貨のケネディのように、天皇陛下の肖像画をデザインしてもよかったはずです。
天皇陛下と儀装馬車にどのような関係があるのでしょうか。
儀装馬車とは
儀装馬車とは、皇室の重要な儀式を行う際に使用される美しく飾られた馬車です。
宮内庁HPによると、
とのこと。
馬車1~3号は普段は使われていませんが、馬車4号は今でも信任状捧呈式でよく利用されているそうです。
信任状捧呈式とは
外国からの特命全権大使が新任に当たって,天皇陛下に信任状を捧呈する儀式のことです。
つまり、
外国の大使館の大使が新しく着任したときに、その国の首相から天皇に、
「この者を外交官として認めてね。」
という親書を提出する儀式です。
その大使の送迎の際に儀装馬車4号が使用されています。
東京駅丸の内口貴賓玄関から新任大使を乗せ、皇居まで儀装馬車4号で運ぶそうです。
ちなみに、新任大使は送迎を自動車か儀装馬車を選べるそうですが、ほぼ儀装馬車が選ばれるとのこと。
こんなにきれいな馬車です。
迷う余地なく馬車一択になるのも納得ですね。
記念硬貨のデザインは馬車4号?
硬貨表面の図柄の馬車となんか違います。
500円硬貨の方は右側のワサワサしたのがついてないし。
他の儀装馬車でしょうか?
デザインされているのはどの儀装馬車?
原点に戻ってみます。
儀装馬車がデザインされたのは、
平成31年(平成最後の年)に発行された、天皇陛下御在位30年記念五百円
です。
今は使われていなくても、天皇にゆかりがある馬車のはず。
他の馬車1号~3号についてもっと調べたところ、
平成2年の「即位礼及び大嘗祭後神宮に親謁の儀」の際に天皇陛下が使用されました。
とのこと!
即位礼とは、
皇居周辺の道路などを馬車に乗ってパレードし、
「私が新しく天皇になりますよ。」
ということを国内外に知らせる儀式です。
平成天皇が当時の即位礼のときに乗っていた馬車が儀装馬車2号ということ!
天皇陛下との関連ありまくりな馬車です。
写真を見ても、
硬貨のデザインでは馬車のホロが取り外されてますが、儀装馬車2号そのまま!
儀装馬車2号先端に備わっている2本のポールもばっちり一致です。
なぜデザインが儀装馬車?【結論】
というわけで、記念硬貨の表面にデザインされていたのは
儀装馬車2号
と思われます。
天皇陛下が即位されたときに乗車されていた儀装馬車2号。
即位礼の日の思い出のアイテムを今回の退位記念硬貨の中央にあしらったということですね。
30年越しのニクい演出です。
記念硬貨の裏面
裏面には皇室の家紋である菊花紋章が中央にデザインされています。
その周りには、
「御在位三十年」
「日本国・500円・平成31年」
の刻印もありました。
数年後に思うであろう、
「これなんの記念硬貨だっけ?」
という疑問も、裏面を確認すれば解消できる仕様です。
まとめ
天皇陛下御在位30年記念五百円硬貨にデザインされた儀装馬車は、平成2年に天皇陛下が天皇となったときに乗車されていた儀装馬車2号がデザインされたものでした。
天皇陛下がご退位される記念にふさわしいデザインの記念硬貨です。
平成最後の記念に入手してみてはいかがですか?
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