７月７日は七夕の日ですね。
短冊に願い事を書いて笹に飾る人も多いのではないでしょうか。
皆さん、願い事っていくつ書いていますか？
ひとつだけ？
思いつく限りたくさん？
短冊に書いた願い事は必ず叶うのでしょうか。
みんなの願いが叶うなら世界は平和ですね。
気になったので調べてみました。
七夕の願い事は叶うの？
七夕はそもそも、中国の乞巧奠（きこうでん）という、女性が裁縫の上達を祈願する儀式が由来です。
これが奈良時代に日本に伝わりました。
当時の日本では、選ばれた女性が水辺に作られた棚で機を織って、神様やご先祖様に機を捧げていました。
この行事を棚に作られた機から「棚機」（たなばた）といい、機を織る選ばれた女性を「棚機つ女」（たなばたつめ）といいました。
この棚機と乞巧奠が合わさって、七夕の夜に宮中の女性達がお裁縫の上達を祈る女性の祭りとなりました。
これが七夕です。
当時は選ばれた女性のみが棚機つ女になることができますので、
七夕に裁縫や手芸の上達を祈願すると共に、上手になろうと日々裁縫の腕を磨いていたんですね。
つまり、
七夕は本来、
自分が努力する目標をコミットする日
だったのです。
なので、
短冊に願い事を書いて、
あとは神様仏様織姫様にお祈り！
だけでは残念ながら叶いません。
私はこうなります！
と神様に伝えたうえで、願い事が叶うように行動することが大事です。
逆に、行動し続ければ、神様が「頑張ってるじゃん」て見ていてくれるのできっと叶うでしょう。
たとえば、
お金持ちになりますように。
ではなく、
お金持ちになります！
といったように、言い切りの形が大事です。
…こんなこと書いたら、たくさん働きなさいってことになります（笑）
七夕の願い事はひとつだけ？何個でもよい？
七夕の願い事は、
自分の目標を宣言すること
でした。
そのため何個書いても問題ありません。
自分の目標なのですから。
その分、全部叶えようとすれば努力する量が増えていきますけれども。
七夕の願い事、秘密にする必要はありません。
よく神社でお参りするときに、
「願った内容を他人に言ったら願いが叶わなくなる」
っていいますよね。
そのため秘密にしておく人も多いと思います。
しかし、七夕に関して言えば、
願い事は自分の目標を宣言するものですので、
自分の目標をコミットする相手が多ければ多いほど、怠けることができなくなります。
本当に叶えたいのであれば、自分を追い込むためにも秘密にすることなく公言していきましょう。
まあ短冊に飾った時点で他人からも内容が見えることになりますよね。
秘密にするほうが難しいかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
七夕の短冊は、
夢見るお願い叶えてお星さま★
ではなくて、やるぞー！というコミットのかたまりだったんですね。
意外でした。
７月７日、皆さんでコミットし合いましょう。
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