帯広競馬場では、ばんえい競馬の裏側を見学できる、
■バックヤードツアー
■スタート地点探検ツアー
を行っています。
せっかく帯広競馬場まで行ったので、2つとも参加してみました。
この記事ではスタート地点探検ツアーの内容や感想、所要時間などをまとめていきます。
ばんえい競馬のスタート地点探検ツアーの概要
スタート地点探検ツアーは、関係者以外立入禁止のスタート地点やコースをマイクロバスで移動して見学します。
スタート地点に着いたあとバスから下車して見学できます。
その他にもばん馬の練習場や、きゅう舎地区も見学できます。
参加料金は500円です。
(小学生以下無料)
前日の18時までに電話で予約する必要がありますが、定員に空きがあれば当日の参加もOKです。
0155-34-0825
スタート地点探検ツアー参加まで
旅行前にばんえい競馬場公式HPを見ているといろいろなツアーがあったので、
とチェックしていました。
スタート地点探検ツアーに参加するには前日までの予約が必要です。
そのことは事前に調べて知っていたのですが、
不覚にも前日まで39度超えの熱が出ていたため電話予約どころではなく、予約できないまま旅行当日を迎えてしまいました。
旅行当日は気合で熱を下げたので嫁もしぶしぶ(?)納得して無事北海道帯広市の帯広競馬場へ。
スタート地点探検ツアーの定員に空きがあることを祈りつつ開園ダッシュを目論みます。
(走ったら危ないので早歩きです)
しかもスタート地点探検ツアーは当日受付の場合、受付時間が13時から13時10分まで!
10分間しか余裕がありません。
11時前には帯広競馬場に着いてスタンバイしていたのですが、13時前は帯広競馬場に入場できないため、中に入れずヤキモキしました。
受付場所
受付場所は総合案内所です。
13時の競馬場開場とほぼ同時に入場。
脇目も振らず受付場所を探します。
事前情報では、総合案内所は帯広競馬場の建物内の一番奥にあるとのこと。
長い通路を突き当りの壁までひたすら進みます。
通路は一直線なので道に迷う要素ゼロなのですが、本当にただただひたすら進むので
と自分を疑いだします。
マークシートの試験の解答にずっと同じ数字が続いたときのあの感覚です。
ひたすら歩いた後、無事に総合案内所を見つけました。
本当に突き当りの壁際。
当日受付
受付に着いたのは13時7分!
まだ受付時間内のはず…。
受付にいるスタッフさんに恐る恐るお尋ねします。
おおぉぉ!間に合った!
ツアーの内容が一部かぶっている点はご了承ください。
…そうです。
旅行前の私は、
「数あるツアーから1つだけしか参加できない」
と勝手に思いこんでいたんです。
2つとも参加できるならぜひ。
ということで受付に参加料500円×2ツアー分を払い、最初に始まるスタート地点探検ツアーの参加証をもらいます。
スタート地点探検ツアー開始!
受付後、
■スタート地点探検ツアーの集合場所は受付そばのばん馬のボード。
■トイレなどを済ませてください。
■ベビーカーは持ち込めません(預かりは可能)
などの諸注意を聞いたうえで、集合時間まで一時解散です。
とはいえ、集合時間は13時15分。
一時解散したのは13時10分ころ。
5分ほどばん馬のボード前で待機します。
ばん馬のボード前に集合
13時15分になると参加者が集まります。
スタート地点探検ツアーの参加者は8人(3組)でした。
…意外と少ない。
参加人数の上限よりも、受付時間がタイトのほうが大変だった感じ。
1. スタート地点
整地作業
まずはばんえい競馬のスタート地点に向かいます。
向かう途中でコース整備している方々に遭遇しました。
トンボを使って手作業で整地していくそうです。
レースのソリの重さ
このソリ、なんと重さ450kgあるそうです。
見かけによらずめっちゃ重い。
お馬さんはそんな重たいソリを引くんですね…。
と思っていたら、
重りが置いてあります。
ソリの上に重りを500kg分ほど乗せていきます。
とさらっと追加説明が。
スタッフの足元?
…確かに赤い重りが積み重なっています。
え、450㎏+500㎏…ほぼ1トン!!
衝撃。
ばんえい競馬では、ばん馬は1トンのそりを引いてレースをするそうです。
ばん馬は元々農耕馬で力仕事をしていたころの名残だそうです。
ばん馬の歴史について詳しくは
【関連記事】
ばんえい競馬とは?普通の競馬との4つの違い
をご覧ください。
そりが重たいため、ソリの移動に工事現場にあるような重機を使います。
競馬場に重機が置いてあるのはばんえい競馬ならではだと思います。
競馬場×重機。
というパワーワードな組み合わせを見たい方はスタート地点探検ツアーにぜひ。
さらに、騎手にも体重制限があります。
騎手の体重差がでないよう、合計が77kgになるように重りをつけるそうですよ。
ちなみに、メス馬の場合はハンデ20kg、女性騎手の場合はさらにハンデ10kg
となるように重りを調整するそうです。
ソリをトロッコで移動
レースで使われた1トンのソリは、ゴール付近にあるトロッコを使ってスタート地点に戻すそうです。
このトロッコはかつて夕張市の炭鉱で実際に使っていたもの。
鉱物を運んでいたそりが現役引退し、今ではばん馬のソリを引くことになりました。
2. 練習用ゲート
ばん馬は毎日レースの練習をします。
スタートの練習もするそうで、レース横には練習時に使う練習用コースのゲートがあります。
練習用のため錆びたりしていますが、横幅などは実際のゲートそのもの。
意外と横幅があることに驚きました。
ばん馬はサラブレッドよりはるかに大きいものね。
コンクリのブロックでソリの重さを調整するそうです。
コンクリの重さは100㎏近くあるのだとか。
ばんえい競馬では重さの単位がどうにもおかしい…笑。
ハンターハンターのゾルディック家(キルアの家)の警備室の品物の数々を彷彿とします。
楽天HPはこちら
3. きゅう舎地区
ばんえい競馬では、ばん馬と人(スタッフや騎手)が一つ屋根の下で生活しています。
その生活エリアをマイクロバスで見学します。
生活エリアでは馬小屋に待機しているばん馬を見ることができます。
その日のレースにはでない馬のためリラックスモード。
きゅう舎地区では、ばん馬が600頭、スタッフさんは200人が住んでるそうです。
もはや一つの町ですね。
馬頭観音、
(ばんえい競馬場で亡くなった馬を弔うための観音様が安置されている場所)
などがあります。
さらにはコンビニも1軒たっています。
ドーピング検査場ではレースで一位、二位となったばん馬に対して、ドーピング検査を行います。
ドーピングされていないか検査することでギャンブルの公正さを保っているそうです。
実際、レース終了後の電光掲示板には、
①レース結果速報がまず流れ(左が「未」となっている)、
数分後に②確定番のレース結果が流れます(左が「確」となっている)。
この数分間でドーピング検査をするそうです。
レースについての概要はこちらの記事をご覧ください。
【関連記事】
ばんえい競馬は初心者の私でも楽しめた!帯広競馬場(ばんえい十勝)を写真付きで紹介!
スタート地点探検ツアーの所要時間
きゅう舎地区の施設をぐるりと回ったところでスタート地点探検ツアー終了です。
ツアーの所要時間はおよそ30分ほど。
途中で質問したら詳しく解説してくれたので、その分の伸び縮みはあると思います。
まとめ
スタート地点探検ツアーについてご紹介しました。
ばんえい競馬はスタート地点を含むレースのすぐそばで観戦できるので、通常の競馬よりはコースを間近でみることができます。
しかし、スタート地点探検ツアーは
■スタート地点そばで重機を使っていたり、
■トンボで整地をする様子
などの準備風景をバスから降り立って間近で見ることができました。
そんな貴重な経験ができたので参加してよかったです。
13時前に帯広競馬場に到着するようであれば、スタート地点探検ツアーに参加してみてはいかがでしょうか。
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