夏です。外に出るのも億劫になる暑さです。
そんな環境下では夏バテになりやすくなります。
夏バテになる前に対策できることをご紹介します。
予防が大事ですよ。
夏バテになったときの対策は食べ物で栄養素を摂取!
夏バテの原因は、
汗をかきすぎた結果、体の水分不足による脱水症状および熱中症
です。
詳しくは、
夏バテの原因は汗?症状は?
の記事でご紹介しています。
夏バテの状態は熱中症になっているともいえるのです。
汗には、水分以外にも塩分やカリウム、ビタミンB1なども含まれています。
夏バテを解消するには、過剰に汗をかいたことで失われた、水分、塩分、カリウム、ビタミンを積極的に摂取していけばよいことになります。
水分、塩分、カリウム、ビタミンを手軽に摂取するおススメの食べ物についてはこちらの記事でご紹介しています。
夏バテ対策に効果的な食べ物は?
熱中症対策のポイントは?
汗には体の熱を外に発散する働きがあります。
水分不足になると汗も出てこなくなってしまいますので、放熱ができなくなります。
そこで、意識的に体を冷却することが大事です。
手っ取り早く体を冷やすには、クーラーや扇風機を使えばよいです。
基本的にクーラーが効いた環境下では汗がでないので、熱中症にはなりにくいと言われています。
(水分を長時間取らないと熱中症になる可能性はあります)
しかし、クーラーがない環境下で仕事や作業をしないといけないこともありますよね。
そんなときは、水分補給を兼ねて水を飲んだりすることで、身体の内部から冷やすことをおススメします。
また、タオルに保冷剤をくるんで地肌につけておくとひんやりして気持ちいいですよ。
服の上からでも使える、瞬間冷却スプレーも市販されています。
保冷材や瞬間冷却スプレーなども組み合わせて熱中症対策をしていきましょう。
熱中症対策 外出時は?
炎天下の外出です。当然冷房なんかありません。
家のドアを開けた瞬間に熱風を浴びた場合、開いたドアをそっと閉じて家に篭り、予定をキャンセルするのが最善の手です。
なるべく家から出ないようにしましょう。
水を常備しましょう
…とはいえ、仕事にいったり、遊びに行ったり…
炎天下の下に出ざるを得ないときも多々ありますよね。
そんなときには水を常備する習慣をつけましょう。
ペットボトルに水を入れて行っても良いですし、お茶を持っていってもよいです。
そして、のどが渇いたと思う前にこまめに水分補給をしましょう。
クールビズも有効
次に、襟元のボタンやネクタイをはずしたり緩めたりして、皮膚が外気に触れる面積を大きくしましょう。
汗をはじめ、体外に放熱する際は皮膚から行います。
また、熱は温度の高いところから低いところに移動する性質があります。
通常、外気は体温より低いので、皮膚を外気に触れるようにすることで、効果的に体外に放熱することができます。
ただし、気温が40度超えだと逆に体温が上昇してしまいますので、外出は控えたほうが無難です。
猫背をやめましょう
暑い時は「だるー」っと体の力を入れず猫背になりがちです。
が、夏バテ防止のためにも、暑いときこそ猫背の人は背筋をしゃっきりして歩いたほうがよいですよ。
理由は以下の通りです。
先ほどから「上昇した体熱を身体の外に放熱することが夏バテの対策には有効」とご紹介しました。
放熱するには風を浴びて熱を放出する機会を増やすことが大事です。
猫背のときはしゃっきり歩く時に比べて体を丸めている分、全長yよりαだけ低くなります。
風は進行方向(歩く方向)に対して平行に吹くと仮定して、身体の横幅ⅹが変わらないとしても、猫背にしたときは風のあたる面積はαⅹ分減ることになります。
また、猫背の時は全体的に縮まるため、縦方向αだけでなく横幅ⅹもβ分だけ縮まります。
したがって、猫背になったときに当たる風の面積は(ⅹ-α)(y-β)=ⅹy-(αy+βⅹ)+αβとなりますので、しゃっきり背筋を伸ばして歩く時(ⅹy)に当たる風よりも、αy+βⅹ-αβ分少なくなります。
(計算を簡単にするため、人の体を長方形に近似しています)
さらに、太陽からの熱は真っ先に地面を加熱します。
その後地面に近い空気から順に、地面によって加熱されていきます。
つまり、地面に近いほど加熱された空気に包まれることになります。
人の体温は足先よりも頭上のほうが、熱を敏感に感じとる神経が張り巡らされています。
したがって、しっかり立ったときより猫背のほうが頭上部が地面に近くなるため、暑さをより感じやすくなります。
微差は大差です。
猫背をやめて、体内の熱を少しでも多く外へ排出する努力をしましょう。
もちろん地球人全員がネクタイを緩めて猫背を止めて体内の熱を効率的に体外に放熱していったら、周囲の気温も向上してしまい、塵も積もって地球温暖化が加速してしまうかもしれません。
とはいえ、地球温暖化を加速するもっと大きな要因が多々ありますので、熱中症で倒れないようにするほうが大事です。
夏はクールビズをしつつ、背筋を伸ばしてさっそうと歩きましょう。
睡眠をきちんととりましょう
日ごろの予防策として、睡眠をしっかりとり規則正しい生活を送ることが大事です。
二日酔いや寝不足だと体内ホルモンのバランスがくずれるため、体調不良になりやすくなります。
そのため、通常より少ない水分不足であっても熱中症になるリスクが増加します。
夜遅くまで晩酌することなく、睡眠をきちんととってゆっくり休みましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
夏バテの原因は、汗をかくことによって体の水分が不足することによる脱水症状が一因でした。
せっかくの夏(休み)に倒れると悲しいですよね。
こまめに水分を取りつつ、体内の熱をすばやく取り除く工夫をしていきましょう。
最近パソコンやスマホを使い続けると目がしょぼしょぼしやすい…
集中してパソコンしていると目が疲れやすくなった…
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