鎌倉を代表する観光地、鎌倉大仏。
最寄り駅の長谷駅から鎌倉大仏まで一本道です。
その道中には名産湘南しらすを使った魅力的なお店がたくさんあります。
私が鎌倉大仏に向かう道中で食べ歩きしたお店を3ヶ所+αご紹介。
鎌倉のご当地食材は湘南シラス
鎌倉観光で必ず食べたいのが湘南シラス。
本編にいく前に湘南しらすについて知っておくと良いです。
ご存知の方は読み飛ばしてください。
湘南シラスとは、鎌倉を含む湘南地方で取れたシラス(カタクチイワシ等の稚魚)のことです。
湘南周辺はシラスの一大産地となっており、特に生シラスは傷みやすく他所に出回りにくいことから、現地でしか食べられない貴重品となっています。
鎌倉の観光地に行けば必ず、
「ご当地!湘南シラス○○」
(シラス丼からせんべい、饅頭まで本当に様々)
といったノボリや看板が目につくはず。
湘南生シラスのおいしい時期
湘南生シラスは、4~5月、7月、10月に特に漁獲量が多くなります。
その時期に鎌倉に行けば、おいしい生シラスを楽しめます。
【注意】湘南生シラスが食べられない時期
気をつけたいのが、シラスの禁漁時期。
稚魚を保護するため、毎年1月から3月まで禁漁となっています。
つまり、シラスは傷みやすく鮮度よいまま保存もできないので、
禁漁時期である1~3月には湘南産の生シラスは食べられません。
もちろん「湘南シラス○○」といったご当地メニューは禁漁期間中でも販売しているので食べ歩き自体はできます。
しかし、湘南生しらすは出回っていないため、
■禁漁前に取って保存しておいたシラス
(生ではない)
あるいは、
■静岡など湘南以外の産地で取れたシラス
(湘南シラスではない)
が使われています。
湘南シラスを食べたい方は1~3月の時期を外して観光しましょう。
鎌倉大仏周辺の食べ歩き①:聖敷や
聖敷やの概要
聖敷や(しょうじきや)は長谷駅から鎌倉大仏へ向かう大通り沿いを350m程度歩いたところにありました。
湘南シラスを使ったおにぎりや、手巻き寿司をテイクアウトできます。
また、店内には飲食スペースもあり、しらす丼を注文することもできますよ。
さらに食事だけでなく、湘南しらすを使ったつくだ煮や、削りだした桧(ヒノキ)の弁当箱なども販売しています。
弁当箱、大サイズでお値段6300円。高価だけどモノが良いので売れるそうです。
豪華なお弁当になりますね!
聖敷やのメニュー
■しらすおにぎり 250円
■生しらす手巻き寿司 500円
■生しらす沖漬け釜揚げ手巻き寿司 700円
(禁漁期間の3月まで限定)
などがあります。
生しらすの他にも釜揚げしらすも扱っています。生しらすの生っぽさが苦手という方も安心ですね。
食べてみた感想
みょうがとごま油とをあえた生しらすが、大葉と海苔に巻かれています。
生しらすとのことですが、禁漁時期に行ったときは静岡産を使用していました。
みょうがとごま油のアクセントが効いていておいしかった。
大きくかぶりつくと、みょうがが落ちやすいのでお気をつけて。
営業時間 10:00~18:00
定休日 不定休
鎌倉大仏周辺の食べ歩き②:はんなりいなり
はんなりいなりの概要
長谷駅から鎌倉大仏へ向かう大通り沿いを徒歩4分ほどの所にあります。
テイクアウトもできるし、店内のカウンター席で食べることもできます。
「湘南しらすの玉子焼」
で商標登録もしているそうです(登録番号6009394)。
玉子焼きが売りなんですね。
※特許庁HPで商標調べてみたところ
「はんなり湘南しらすの玉子焼」
となっていました。
はんなりいなりのメニュー
■湘南しらすの玉子焼串 300円
■はんなりいなり棒(ごぼうorしらす)300円
■うなぎの玉子焼 500円
など。
ばら売り以外にもセットでも売られています。
■はんなりいなりごぼう巻き1200円
食べてみた感想
商標も取るほど力をいれている玉子焼きと、はんなりいなりごぼう巻きをテイクアウトしました。
はんなりいなり棒は売り切れ。
玉子焼き。
しらすがたくさん入っているからでしょう。
しらすの魚っぽさが口じゅうに広がります。
いなりごぼう巻き。
お値段1200円だけあって箱入りです。
テンション高まりますね!
玉子焼きのふんわり感の中にごぼうの歯ごたえを感じます。
うむ。
ご当地メニューだなぁといった印象です。
好きな人は好きかも。
鎌倉大仏周辺の食べ歩き③:ハルミ
ハルミの概要
長谷駅から鎌倉大仏へ向かう大通り沿いを徒歩6分です。
長谷駅から向かう場合、道路を挟んで左側にあります。
テイクアウトや、狭い店内にはカウンター席もあります。
しらすコロッケの看板につられて覗いてみました。
ハルミのメニュー
■生しらす丼1150円
■釜揚げしらす丼1050円
■しらすコロッケ250円
など
食べてみた感想
せっかくなのでと、目に留まったしらすコロッケを注文。
(写真取り忘れ)
ぱくり。もぐもぐ。
うん、コロッケでした。
目を閉じてよく噛み締めればシラスを感じられる人がいるかもしれない。
営業時間 10:00~17:00
定休日 木曜日
番外編1:鎌倉するがや
長谷駅目の前にある「鎌倉するがや」。
しらすを使っていないため番外編としました。
鎌倉するがやの概要
どらやき屋さんです。
普通のどら焼き以外にも変り種が多くあります。
長谷駅すぐにあるため、友達といろいろな種類のどらやきを食べ歩きながら鎌倉大仏に向かうのにぴったりです。
皮を焼いているところを見ることができます。
ドラえもんかわゆす。
鎌倉するがやのメニュー
■抹茶どら焼き 170円
■苺どら焼き 270円
■栗どら焼き 280円
■バターどら焼き 250円
など
しらす入りどらやきがメニューにないのが逆に意外です(笑
食べてみた感想
栗どら焼きを注文しました。
どら焼きの中に大粒の栗が挟まれています。
どら焼きの皮は少し固め。
甘く煮られた栗がおいしかった。
営業時間 10:00~17:00
定休日 水曜日
番外編2:カフェ坂の下
パンケーキのお店「カフェ坂の下」。
長谷駅から鎌倉大仏とは逆方向に進むのと、食べ歩きはできないため、番外編としました。
カフェ坂の下の概要
古民家を改装したカフェ店内は、昔ながらの空気漂う居心地のよいカフェです。
そんな空間で食べるパンケーキも絶品です。
詳細はこちらの記事をお読みください。
長谷駅から徒歩10分ほど。
思わずまったりしすぎるので、行くときは時間にゆとりを持っていきましょう。
まとめ
いかがでしたか。
鎌倉大仏に徒歩で向かうと、思わず気になってしまうしらすメニューがたくさんあります。
お腹すかせて行くとよいかも。
ご当地メニューには当たり外れがありますが、それもまた旅の醍醐味ですよね!
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