帯広競馬場では、ばんえい競馬の裏側を見学できる、
■バックヤードツアー
■スタート地点探検ツアー
を行っています。
せっかく帯広競馬場まで行ったので、2つとも参加してみました。
この記事ではバックヤードツアーの内容や感想、所要時間などをまとめていきます。
ばんえい競馬のバックヤードツアーの概要
北海道の帯広競馬場では、いろいろなツアーを開催しています。
その中の一つのバックヤードツアーは、「関係者以外立ち入り禁止」となっているエリアをマイクロバスで見学するツアーです。
参加料金は500円です。
(小学生以下無料)
マイクロバスでまわるツアーのため、バスの上限となる20名が限度のようです。
電話での事前予約ができないので、当日帯広競馬場が開く13時以降に先着順で受付することになります。
なお、13時前は帯広競馬場に入場できないため、早く着いても受付できません。
バックヤードツアー参加まで
私は、
ばんえい競馬の「スタート地点探検ツアー」に参加!見どころや所要時間など
の記事でも書いていますが、スタート地点探検ツアーに参加するつもりで帯広競馬場に行きました。
スタート地点探検ツアーで受付していたところ、バックヤードツアーも参加できることを知り、当日になって参加を決めました。
バックヤードツアーは事前予約不要なので、私のように当日帯広競馬場に着いてからでも飛び入りで参加する事ができます。
受付場所
受付場所は総合案内所です。
総合案内所は帯広競馬場の建物内の一番奥にありますよ。
建物は細長いのでず〜〜〜っと歩けばつきます。
ちなみに、スタート地点探検ツアーも同じ場所で受付します。
馬券を購入するなら自由時間に
受付時に参加料500円を払ったら、ツアー開始まで自由時間です。
バックヤードツアーでは第一レース観戦がツアーに組み込まれているため、第一レースの馬券を購入したい人は集合前に購入しておく必要があります。
ただし、第一レースのばん馬がパドックに来るのは集合時間の直前です。
パドックのばん馬を見ている時間はないのでほぼ勘で選ぶことになります。
観光のスケジュールの都合で第一レースしか見る時間がない方は、馬券を購入してみるのもいいかもしれません。
バックヤードツアーに参加!
ばん馬のボード前に集合
バックヤードツアーは第1レース前の14:10に集合します。
集合場所は受付した総合案内所。
私が参加したときは18名でした。
定員20名なので結構定員ギリギリ。
ただし、HPには
とありました。
20人以上の場合はマイクロバスの通路にある補助椅子を使うのだと思います。
スタート地点探検ツアーと同様に、関係者専用入口から一般人立入禁止区域に向かいます。
1.出走直前のばん馬見学
最初の目的地となる装鞍所に向かっていると、
第一レースに出場するばん馬達が装鞍所から続々と現れるところに遭遇しました。
騎手が乗っている馬、
などなど登場の仕方は様々ですが、
全馬でかく、たくましい。
さすが特大馬のばん馬。
ばん馬達はこれからパドックに向かうそうです。
パドックとは、レースに出走する馬がどんなコンディションなのかを見学者にお披露目する場。
ばんえい競馬に慣れた方はパドックの馬の様子を見てから購入する馬券を決めるそうですよ。
パドックで待つ人たちよりも一足先にばん馬を見られたところで、装鞍所に向かいます。
2.装鞍所(そうあんじょ)
装鞍所の見学です。
装鞍所とは、これからレースに出馬するばん馬に馬具やゼッケンを装着する所。
出陣前に戦衣装を整える場所ですね。
さっき見たばん馬達も装鞍所で馬具を装着したはずです。
装鞍所では、
■体重測定
■蹄鉄の検査
■健康状態のチェック
…などを行うそうです。
帯広競馬場内ではばん馬が600頭住んでいます。
出走する馬を間違ったら大変です。
そのため、毛並みや額の模様などを記入したボードを確認して固体識別しているそうです。
3.きゅう舎地区
装鞍所を見学した後は一度関係者専用入り口に戻りマイクロバスに乗ります。
次はきゅう舎地区と呼ばれている、600頭のばん馬と200人のスタッフや騎手が一つ屋根の下で生活している場所をマイクロバスに乗って見学です。
きゅう舎地区に向かう途中には、
練習用のそりがたくさんおいてある光景も見られます。
初めて見ると
と、かなり興味深々になるのですが、実は帯広競馬場に入場してすぐに参加した「スタート地点探検ツアー」でも同じルートを回ります。
受付時に、
ご了承ください。
と言われましたが、きゅう舎地区のことだったんですね。
スタート地点探検ツアーとまったく同じルートだったため、きゅう舎地区の詳細は
【関連記事】
ばんえい競馬の「スタート地点探検ツアー」に参加!見どころや所要時間など
をご覧ください。
4.レース観戦
きゅう舎地区を1周したところでマイクロバスから降ります。
バックヤードツアー最後は、レース説明を聞きながらのばんえい競馬の観戦です。
レース観戦は希望者のみのため、
といった場合はレース観戦に参加せずに抜け出してもOKです。
ただし、馬券を購入する場合はレースがすぐに始まるため、ささっと購入する必要があります。
(レース観戦に間に合わないかもしれません。)
レース観戦ですが、ツアー専用の特等席で観戦するわけではなく、通常と同じように観戦します。
レース自体はばんえい競馬なので大迫力!
大満足です!
…ですが、
ツアーでレース観戦が組み込まれているからには、特等席など何らかの+αがほしかった…。
というのが正直な感想です。
レースの様子は
ばんえい競馬は初心者の私でも楽しめた!帯広競馬場(ばんえい十勝)を写真付きで紹介!
をご覧ください。
バックヤードツアーの所要時間
所要時間は、レース観戦も含めて
およそ一時間ちょい
でした。
ツアー終了後にはおみやげがもらえました。
レース観戦が終わると流れ解散のようになるので忘れずに受付に立ち寄りましょう。
何をもらったかは、参加してのお楽しみということで。
まとめ
バックヤードツアーではばんえい競馬の舞台裏である装鞍所などを見学できます。
きゅう舎地区はスタート地点探検ツアーでも同じルートを回るため、
どちらかのツアーに参加すれば十分満足できると思いました。
おススメはスタート地点探検ツアー。
スタート地点ではマイクロバスから降りて近くで見学できるので感嘆します。
【関連記事】
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