
手作りスイーツの中では定番のクッキー。
お店のようなサクサク感を出せれば自信をもってプレゼントできますよね。
しかしコツを押さえていないと固いクッキーになってしまうことも。
固いクッキーとなってしまう原因と対策をご紹介します
- 固い原因①:材料の配合比!
- 固い原因②:バターを混ぜ足りない!
- 固い原因③:薄力粉を混ぜすぎた!
- 固い原因④:小麦粉の種類が違う!
- 固い原因⑤:焼き時間が長い!
生地作りのコツ
クッキー作りの時に知っておきたいポイントをまとめました。
合わせてどうぞ!

手作りスイーツの中では定番のクッキー。
お店のようなサクサク感を出せれば自信をもってプレゼントできますよね。
しかしコツを押さえていないと固いクッキーになってしまうことも。
固いクッキーとなってしまう原因と対策をご紹介します
生地作りのコツ
クッキー作りの時に知っておきたいポイントをまとめました。
合わせてどうぞ!
目次
というときは、レシピの材料の割合を確認しましょう。
もしかしたらお使いのレシピが元々固めのクッキーになるレシピかもしれません。
砂糖:バター:小麦粉の配合比で固さが変わる
固い生地からサクサク生地までのおおよその目安となる配分は以下の通りです。
以下ではそれぞれの配合比やおすすめの分量の詳細を解説していきます。
というときは砂糖マシマシ小麦粉マシマシの配分となっていることが多いです。
そんなときは以下でご紹介する配合比を参考にしてみてください。
上の表の通り、サクサククッキーにしたい場合は1:2:3の割合がおススメです。
具体的なグラム数でいうと、
バター………140g
砂糖…………70g
塩……………ひとつまみ
卵……………1個(Mサイズ)
薄力粉………210g
といった割合にするとよいことになります。
しかしこの配合比は薄力粉に対してバターが多めとなるため、一般的な生地よりも柔らかめの生地となります。
室温で生地がダレやすいため少し上級者向きのレシピです。
サクサククッキーはバターが多いためダレやすい
普段はお菓子を焼かないあなたは、以下の割合がおすすめです。
砂糖:バター:小麦粉
1:1:2
バター………100g
砂糖…………60g
塩……………ひとつまみ
卵……………1個(Mサイズ)
薄力粉………240g
としています。
バターを少なめにして生地をダレにくくしつつもサクサクしやすいように、一般的なクッキー生地の配合を私なりにアレンジしたものです。
の生地でもご紹介していますが、固くならないサクサククッキーの一番の秘訣はバターを混ぜるときに空気を含められるか。
につきます。
バターが室温に戻ってなくて固い場合や、逆に溶けすぎている場合は空気を含ませられずに固いクッキー生地となってしまいます。
バターを室温に放置して、
程度になったら泡だて器でクリーム状になるまでしっかり混ぜましょう。
一般的なクッキーのレシピは、
バター → 砂糖 → 卵 → 薄力粉 の順
で混ぜます。
つまり薄力粉は最後です。
サクサクのクッキーにするために薄力粉は必ず最後に入れましょう。
お菓子作りは科学と言いますが、薄力粉を最後に混ぜるのは科学的に理にかなってるんです。
薄力粉に水を加えてから力を加える(混ぜる)とグルテンというタンパク質が出てきます。
グルテンを簡単にいうと、ねばり成分。
クッキー生地の場合、グルテンが多く出るとその分生地がねばついて固くなってしまいます。
再掲しますが、小麦粉に「水」と「力」を加えるとグルテンが出始めます。
粉系が多いクッキー生地の中で水分となるのは卵です。
そのため、
小麦粉をなるべく混ぜない
というコツを押さえればグルテンの発生を減らすことができます。
また、グルテンは油脂分が多いと発生しづらいという性質もあるため、
小麦粉に対してバターが多いほどさっくりしたクッキーになります。
上述した「原因③:薄力粉を混ぜすぎた!」でご紹介したグルテン。
再掲しますがグルテンの発生を抑えることが固くならないコツです。
グルテンを発生させないために、使用する小麦粉自体も意識しましょう。
小麦粉には「薄力粉」「中力粉」「強力粉」がありますよね。
それぞれタンパク質の量が異なり、薄力粉が最もタンパク質の量が少ないです。
タンパク質の含有量
薄力粉 < 中力粉 < 強力粉
グルテンが多い
=生地の粘りUP!
=焼き上がりが固くなる!!
グルテンを出さないために、生地には薄力粉を使いましょう。
クッキー生地を作るときに、打ち粉をふって麺棒で生地を伸ばす工程があります。
生地を伸ばすときに、生地が台とひっつかないようにするためにふる粉のこと
特にクッキー生地を型抜きするレシピには、
作業台に使う打ち粉は「強力粉」を使いましょう。
という決まり文句が書かれていますよね。
強力粉は薄力粉と比べると粒子が大きく、ダマになりにくいという違いがあります。
そのため強力粉を打ち粉に使うことで生地と作業台のべたつきを防ぐことができます。
一方で薄力粉は強力粉と比べると粒子が細かいです。
粒子が細かいため生地に吸収されてしまいます。
というときは、打ち粉に薄力粉を使ったためレシピの分量以上の薄力粉が生地に入ってしまったことが考えられます。
打ち粉に薄力粉を使う
→ 生地に吸収される
→ 生地内の小麦粉の量が増える
→ グルテンが増える!!
→ 焼き上がりが固くなる!!
生地を伸ばすときに作業台を冷やしておくと生地がダレないため良いですよ。
今後もクッキーやパンを焼くような場合は、大理石の作業台(マーブル台)の購入を検討してもよいと思います。
下でご紹介している台は40×40cmのちょうどよいサイズ。
天然大理石のためずっしりと重たく安定しているのもポイントが高いです。
ということがないので、作業効率もアップしますよ。
焼き時間が長いほど焼き上がりのクッキーが固くなります。
クッキーの表面が薄茶色にこげ、裏側も茶色くなり始めたら焼き上がりです。
焼ける前に焦げ始めたら、生地の上にアルミホイルを乗せて熱をガードしましょう。
と思ったときは、仕上げにオーブンの蓋を閉めて余熱で焼くと失敗しにくいですよ。
クッキーが固くならない方法をご紹介しました。
私は先日、
と大義名分を胸に、洋菓子店プルミエールのクッキーを楽天でポチったのですが、
かじればサクサク!
大きめのチョコレートがゴロゴロ!
バターの風味ふんわり!
と思いのほかおいしかったのでおススメですよ!
生地作りのコツ
クッキー作りの時に知っておきたいポイントをまとめました。
合わせてどうぞ!
お菓子を作るとき、どこで材料を購入していますか?
私はお菓子の材料専門店の【TOMIZ(富澤商店)】で購入しています。
お菓子に必須な小麦粉一つとっても10種類以上を取り扱っています。
同じレシピでも出来上がりの味が変わるのでビックリしますよ。
小麦粉、チョコなどの必要な材料をまとめ買いをすると送料も無料になるのでお得です。
お菓子作り好きな方は必見のお店なので、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。