お菓子のレシピ/コツ

ブラウニーを手作りしたけどまだ生焼け…?を一瞬で確認する方法!

ブラウニー 切り方

ちょっとしたプレゼントとしても渡しやすいブラウニー。
バレンタインなどで手作りブラウニーに挑戦することもありますよね。

しかし、いざ焼いてみると、

ねこさん
ねこさん
まだ生焼け?
ねこさん
ねこさん
竹串はどこに刺せばいいの?
ねこさん
ねこさん
竹串刺したけど…これで焼きあがりでいいの?

などと悩ましい一面もあります。
私もかなり試行錯誤した結果、きれいに焼けるようになりました。

本記事では、私が試行錯誤してつかんだ
ブラウニーが生焼けかどうか確認する方法や、
生焼けの場合の対策をご紹介します。

本記事の概要

ブラウニーが生焼けか確認する方法
ブラウニーが生焼けのときの対策

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ブラウニーが生焼けか確認する方法は?

ブラウニーは初心者でも比較的失敗せず美味しく焼けるケーキと言われています。

しかしいざ手作りしてみると、

焼きあがりのタイミングが分からず、生焼けでドロッとしていたり、
逆に焼きすぎてパサパサになったり…

といった問題が起こります。

そこで、焼き上げたブラウニーが生焼けかどうか確認する方法からご紹介します。

竹串を刺す

その方法とは、
竹串を刺す
です。

ケーキのレシピを見るとよく、
「竹串を刺して生地がついてこないなら焼きあがり」
のように書かれてますよね。

しかし、

ねこさん
ねこさん
竹串をケーキのどこに刺せばいいの?

というところまでは書かれていないことが多いです。

なんとなく穴開けたくないし、生地の端っこに刺したりしていませんか?
差す場所によっては、焼けたかどうかきちんと判断できない場合があります。

竹串を刺す場所

竹串を刺すときは生地の中央付近を刺します。
中央といっても、だいたいの位置で大丈夫です。
(例えば下図の楕円内のどこか)
ブラウニー 生焼け

その理由は以下のとおりです。
ケーキを焼くとき、オーブンの熱は外側からケーキ型を通じて生地に伝わります。

そのため、生地の外側は焼けやすく、中心に向かうにつれて温度が上がりづらい状況になります。

竹串は生地が生焼けかどうかを確認するために刺すので、焼けるのが遅い生地の中央付近をプスッと刺しましょう。
最も焼けにくい生地の中央が焼けていれば、全体的に焼けたと判断することができる。
…という理屈です。

穴を目立たないようにするには

竹串を刺すと、当然生地に穴が開いてしまいます。

ねこさん
ねこさん
プレゼント用なのに真ん中に穴を開けたら目立つから嫌…

というときの対策を4つご紹介します。

①竹串を斜めに刺す

1つめの方法です。

竹串を生地に対して斜めに刺してみてください。
ブラウニー 生焼け

竹ぐしを斜めに刺すことで穴が楕円形になり、上から見ると目立ちにくくなります。

また、ブラウニーは生地が薄いものが多いです。
まっすぐ垂直に刺すと竹串を深く刺せませんが、斜めに刺すと生地と竹串の接触面積が増えるので、焼き加減がわかりやすくなりますよ。

②カット線上に刺す

ブラウニーをプレゼント用にするときは一口サイズにカットすると思います。

竹串をカット予定の切り線上に刺してみましょう。
ブラウニー 生焼け
(上図の黄色点線がカットする箇所。青×が竹串を刺す場所)

穴が開いてもその部分を包丁などで切るので、かなり目立たなくなります。

なお、ブラウニーの切り方のコツについては
ブラウニーの切り方のコツ4つ!ナッツ入りをスパッときれいにカットするには?
も合わせてご覧ください。

③凸凹の凹に刺す

焼きあげると生地表面はデコボコしていると思います。
凸の場所に刺すと目立ってしまうので、気になるようなら凹な場所に刺してみましょう。

凸部が影となり凹部の穴を隠してくれるので、目立ちにくくなります。

④爪楊枝を使う

生地の焼け具合を確認するときは、竹串以外でも菜箸など棒状のものであればなんでもかまいません。

ただし棒が太いほど穴は大きくなります。

竹串の穴が目立つようであれば、竹串よりも直径の小さいものを使いましょう。

例えば爪楊枝などは細くて長さもあるのでおススメです。
穴が小さくなるのでより目立たなくなります。


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ブラウニーが生焼けか判断の目安

「竹串を刺して生地がついてこない」
と焼き上がりですが、
生地がビミョーに付いてくることありますよね。

ねこさん
ねこさん
この程度なら焼けたと思っていいのか…

かなり悩ましいです。

そこで、生焼けかどうかの判断の目安をご紹介していきます。

生焼けの確認のときに竹串を差す理由

生焼けの目安を解説する前に、
そもそも焼き上がりを竹串で確認できる理由を解説します。

ご存知の方は読み飛ばしてください。

ケーキの生地は卵や牛乳などが入るので、焼く前の状態だと生地の水分がとても多いです。

焼いていくと、熱でこれらの水分が飛びます。
そして、水分をほどよく飛ばしたところで焼きあがりとなります。

水分が多いドロドロの生地は粘着力もあるので竹串に引っ付きますよね。

竹串を差して生地がついてくるときは、外側は焼けてるように見えてもまだ生地内がドロドロしているということになり、焼き上がってないと判断できるのです。

ちなみにしっとりするブラウニーを作るときは、焼くとき水分が生地内に適度に残るように油分を多めにして、生地の水分の蒸発を防ぎます。

以降では、具体的な判断の目安をご紹介していきます。

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生焼けの判断の目安:竹串がじっとり濡れている

竹串が生地で濡れているときは、中が全く焼けていません。
焼き時間が足りていないので、焼き時間を延長しましょう。

おそらく型をゆすれば生地が揺れるなど、見た目からして焼けていないと感じると思います。

このとき、生地が焦げそうであればアルミホイルをかぶせましょう。

対策

焼き時間を5分程度追加して再度焼きましょう。

生焼けの対処法は「ブラウニーが固まらない!?生焼けのときは焼き時間で調整!」の記事も合わせてご覧ください。

なお、レシピ通りの分量、型のサイズ、オーブンの温度、焼き時間で焼けばおそらく「じっとり濡れている」といった状態にはならないと思います。

特定の材料を入れすぎていないか、
レシピ通りに作っているか

…など、レシピを見直してみるのも良いかもしれません。

生焼けの判断の目安:竹串に固形が沢山まとわりついている

初めドロドロしていた生地は、焼くにつれて固形分を含むようになります。

固形が竹串にたくさん付くときは、ドロドロから少し固まりだした状態になります。

ねこさん
ねこさん
固まっているから焼きあがり!

と思うかもしれませんが、きちんと焼けた状態の時は竹串に生地は付きません。

竹串にたくさん付くようであれば、まだ焼けていないと考えるべきです。

対策

もう少し追加で焼いてみましょう。
焼きすぎるのを防ぐため、1,2分置きに竹串を刺し直し、こまめに様子を見たほうが良いと思います。

生焼けの判断の目安:竹串に2,3個付いてくる

悩ましいのが竹串に生地が少し(2,3個程度)付いてくる状態。
そろそろ焼きあがりの目安になります。

少し早いですが、レシピによってはこの段階で焼き上げ完了としてオーブンから取り出すこともあります。

生地を早めに取り出すメリット、デメリットは以下の通りです。

早めにオーブンから取り出すメリット

オーブンから取り出した後、生地の持つ粗熱でも焼きは進みます。

ブラウニーは焼きすぎるとパサパサになってしまうため、しっとりブラウニーを狙う場合は生地の熱で多少焼けるのを見越して、早めにオーブンから取り出すのです。

早めにオーブンから取り出すデメリット

好みの問題になりますが、
私はプレゼント用の場合は念の為竹串に生地が付かなくなるくらいまで焼いています。

というのも、
小麦粉は生焼けの場合、βグルテンというお腹を壊す物質を包含しています
(きちんと火をよく通すとなくなります)。

人様にあげるときにお腹壊されたら困りますもんね。

そんなときは、竹串に生地が完全に付かなくなるまで追加で焼きます。
追加で焼く場合は1分程度ずつこまめに様子見をしてください。

そもそもが焼きあがる直前の状態のため、少し気を抜くとパサパサになってしまいます。

生焼けの判断の目安:竹串に全くついてこない

竹串を刺してみて全く生地が付いてこないときは焼き上がりです。
オーブンから取り出しましょう。

注意点

注意点として、焼きすぎていても生地は全く付いてきません。

竹串チェックの欠点はそこなんですよね…。
竹串チェックをすれば、焼けていないことはわかりますが、焼きすぎても生地がついてこないので分からないんです。

生焼けであれば追加焼きをすれば良いのですが、
焼きすぎたものはリカバリーできません。

もし食べてみてパサパサしていたら、次回焼くときは少し焼く時間を短くしてみましょう。

【番外】しっとりブラウニーの生焼けの判断ポイント

しっとりブラウニーのレシピの中には小麦粉に対するチョコやバターなどの油分の割合が多いレシピもあります。

その場合は、竹串についてくる生地の塊がチョコっぽくないか確認してください。

チョコの配合が多いと、生地自体は焼けており、竹串に付いているのが溶けたチョコの可能性があります。

チョコは冷やすと固まるので、取り出しても問題ありません。
むしろ取り出さないとしっとりしたブラウニーにならなくなることがあるんです。

生焼けだとお腹を痛める可能性もある反面、
焼きすぎるとパサパサになる…。
ブラウニーをしっとりさせようとすると、焼き加減が非常にシビアになります…。

まとめ

ブラウニーを手作りするときに気になる、生焼けかどうかの判断の仕方や目安をご紹介しました。

竹串を刺したときの生焼けの判断の目安をまとめると、

竹串の状態生地で濡れている。
焼き上がり度
状態中が全く焼けていない。
追加焼き時間5分程度追加し様子見。
竹串の状態固形がたくさん付く。
焼き上がり度
状態まだ焼けていない。
追加焼き時間1,2分追加し様子見。
竹串の状態固形分が2,3個付く。
焼き上がり度
状態そろそろ焼きあがり。
追加焼き時間取り出してもOK。
1分程度追加し様子見。
竹串の状態全くついてこない。
焼き上がり度
状態焼き上がり。
追加焼き時間なし。
焼き過ぎの可能性も。

ブラウニーは少し焼き時間を長くするだけで一気にパサパサになったりもします。
焼き時間の奥深さを味わってみてください。

ブラウニーを手作りする際は、こちらの記事も合わせてご覧下さい。

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