蚊が嫌うハーブを知りたい!
という疑問を解決できます。
蚊が嫌う臭い成分は?
蚊の対策として庭に植えたいハーブをランキング形式でまとめ
私はO型、酒好き、体温高め
という蚊に好かれる3属性を兼ね備えています。
そのため毎年夏になると蚊の同窓会が開かれます。
と思っていたところ、ハーブが効果的ということが分かりました。
せっかく庭に植えるならば効果が高いハーブを植えたい!
口コミだけでなく蚊が来なくなる理屈も知りたい!
と思い立ち、論文などで調べた結果をまとめました。
また、章末には管理人ことイチが選ぶ、蚊対策におすすめのハーブランキングも載せました。
蚊よけに効果の高い成分は?
でもなんで?
根拠がないなら植えてもしょうがない!
でも根拠があるならぜひとも試したい!!
と調べたところ、ハーブには蚊にとって臭いをかぐだけで近寄りたくなくなる成分が含まれていることが分かりました。
アロマセラピストさん達のブログを拝見したところ、蚊の嫌う成分は以下の4つにまとめることができました。
蚊よけ成分①:シトロネラール
シトロネラールの特徴
テルペン系アルデヒド類。
以下でご紹介するシトロネロールよりも揮発性が高く、皮膚刺激も強い成分。
シトロネラールを多く含む植物
ユーカリ・レモン
シトロネラ・ジャワ
レモンバーム
など
蚊よけ成分②:シトロネロール
シトロネロールの特徴
モノテルペンアルコール類。
シトロネラールよりも効果は限定的。
臭いもシトロネラールより穏やか。
シトロネロールを多く含む植物
ゼラニウム
ローズ
シトロネラ・ジャワ
など
蚊よけ成分③:カンファー
カンファーの特徴
ケトン類。
蚊だけでなくハエやアブ、ブユなどの害虫全般に対して有効な成分。
臭いはかなり強い刺激臭。
カンファーを多く含む植物
ローズマリー
など
蚊よけ成分④:メントール
メントールの特徴
環式モノテルペン類。
いわゆるハッカ油。
ハッカ油は古来日本より虫除け剤として使用された実績あり。
蚊以外にもブユ、ハチにも効果があると言われている。
メントールを多く含む植物
ミント
その他有効な成分と植物
チモール
モノテルペン誘導体。
チモールには特有の香気があり、駆虫剤の他、殺菌剤としても活用される。
タイム
オレガノ
など
リナロール
シトロネロールと同様にモノテルペンアルコールの一種。
蚊よけ効果があると言われているが、ハチのフェロモンとしても働く。
ラベンダー
タイム
バジル
など
ネペタラクトン
二環性のテルペノイド。
蚊やゴキブリに対して忌避剤として働く他、ハエには有毒な成分。
ただし、アブラムシや猫にはフェロモンとして働くため、野菜も育てている庭には不向き。
キャットニップ(イヌハッカ)
など
シトラール
ネット上の蚊対策のハーブでは、レモングラスも人気です。
しかしレモングラスに含まれる主な臭い成分は「シトラール」。
この成分にも蚊を寄せ付けない効果はあるものの、上で紹介したシトロネラールやカンファーなどの他の成分と比較すると効果はイマイチなようです。
植物を植えても蚊避けになるの?
ハーブを直接庭に植えても効果があるの?
そこで調べたところ、
高校の科学部ですが名誉ある第27回山﨑賞を受賞した「蚊を撃退する香りⅡ」という論文に、実際に植物を使った実験データがありました。
ローズマリーは 0.1gまで減らしても、蚊は植物から逃げ続けて、装置の「-」部分(追記:植物を置かなかった領域)に長時間滞在した。
0.1gとは、ローズマリーの細い葉7.5 本分であり、ほんのわずかな量で蚊を撃退する、大変効果の高い植物であることがわかった。
ローズマリーは上でご紹介したカンファー系の臭い成分をもつ植物です。
ゼラニウムの主な成分はシトロネロール。
また、ラベンダーは住友化学園芸の成分分析結果によると少量のカンファーが含まれているようです。
シトロネラールが含まれるユーカリ・レモンなどは実験対象になっていないのが残念ですが、ユーカリレモンはコアラが食べるあの笹の葉のようなもの。
日本では簡単に入手できないので、庭に植えることも難しいです。
仮に、
「実験の結果、ユーカリレモンが絶大な効果だった!」
なお、この論文、高校生が書いたものですが、ガスクロマトグラフィー(香り分析装置)まで持ち出して実験データを取っており、かなり手の込んだ面白い論文でした。
蚊の対策として庭に植えたいハーブまとめ
上で結論が出たようなものですが、
蚊の対策として庭に植えたいハーブを改めてまとめました。
私のおススメ順で紹介していきます。
1位:ローズマリー
蚊対策に効果があるのは上述のとおり。
さらに蚊だけでなく、ハエやアブなどの昆虫全般に対して効果を発揮するローズマリーちゃん。
独特な臭いが苦手な方もいるかもしれません。
しかしこの匂い、蚊対策としてはかなり心強いのです。
2位:ミント
せっかくなら蚊対策だけでなく、自分の好きなハーブも庭に植えたくないですか?
ミントに多く含まれるメントールから作られたハッカ油は蚊よけとして日本で昔から使用されていました。
その点からも効果を見込めるはずです。
ミントは挿し木で手軽に増やすこともできます。
3位:ゼラニウム
ローズマリーと同様に蚊対策に効果があるゼラニウム。
多年草なので毎年きれいな花を咲かせてくれるのも魅力です。
ヨーロッパ家々では窓辺にゼラニウムを植えて網戸の代わりにすることが多かったそう。
4位:除虫菊
除虫菊は蚊取り線香の材料にも使われているハーブです。
殺虫成分である「ピレトリン」を多く含んでいます。
そもそも蚊取り線香はキンチョーの創業者の上山英一郎氏が海外で使われていた除虫菊の研究開発を行ったことから生まれました。
れっきとした蚊よけ用植物です。
5位:キャットニップ(イヌハッカ)
ネペタラクトンが含まれるキャットニップ。
アメリカ化学会によれば、キャットニップの蚊よけ効果は化学成分(ディート)を含む市販薬の約10倍だとか。
別名、西洋マタタビ。
その名の通り猫ホイホイな植物なので、猫に庭を荒らされないようにご用心。
6位:タイム
タイムにはチモールやリナロールなどの成分が含まれています。
特にチモールの爽やかな香りは肉や魚のくさみを消す効果があるので、庭にあると料理にも重宝します。
7位:バジル
バジルにはリナロールなどの成分が含まれます。
蚊よけだけでなく、パスタやピザなど料理での用途の幅も広いバジル。
庭にあると味付けがワンランクアップします。
8位:ラベンダー
北海道の富良野で有名なラベンダー。
一面の紫は一見の価値ありです。
富良野に行けば蚊がいないってことか…!
ラベンダーにはリナロールなどの成分が含まれます。
何を隠そう私はラベンダーの香りが苦手。
富良野名物のラベンダー臭ただようラベンダーソフトは思い出深い一品です。
自家製!蚊がいなくなるスプレーの作り方
育てたハーブを使えば自家製の蚊がいなくなるスプレーを作ることができます。
お好みのハーブ
霧吹きなど
霧吹きに水とハーブを入れます。
30分~数時間放置し、水にハーブの成分を抽出します。
これで完成。
網戸や玄関などに霧吹きしましょう。
写真は100均の霧吹きにミントを入れたものです。
ミントの香りが部屋に広がるので、蚊よけだけでなく芳香剤として使うのもおススメ。
まとめ
蚊避けに効果の高い8種類の植物をご紹介しました。
庭にハーブを植えることで蚊がいなくなるなら安いものです。
しかも化学成分(ディートやピレスロイド系など)を使わないため、赤ちゃんがいるご家庭でも安心できますし、
ハーブなので料理などにも利用することもできます。
私もさっそく庭にローズマリーちゃんとミントちゃんを植えました。

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