お菓子のレシピ/コツ

ブラウニーの切り方のコツ4つ!ナッツ入りをスパッときれいにカットするには?

ブラウニー 切り方
ブラウニーは濃厚にしたり、ナッツを散りばめ、
一口大に小さくカットするとプレゼントにも最適です。

しかし、切り分けるときに、

きれいに焼けたのに切るとボロボロ崩れる!
ナッツがうまく切れない!
ヒビが入ってしまう!
カットの断面がきたない!

…などと悩むことがありますよね。

コツを知っていればきれいに切ることができますよ。
ナッツ入りのブラウニーをキレイに切る方法をご紹介します。

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ブラウニーの切り方のコツ

ブラウニーはしっとりホロホロした触感のケーキのため、
切るのが簡単そうに見えますが、実はとても難しいケーキです。

特にナッツなど固いものを入れた状態のブラウニーを切るときは、ナッツがスパッと切れずにぐしゃぐしゃになることもありますよね。

そんなときに役立つ、切り方のコツが4つあります。

切り方のコツ4つ

1.冷凍する
2.包丁を温める
3.スパッと切る
4.ひっくり返して切る

順番にご紹介していきます。

切り方のコツ①:一度冷凍する


カットが難しい場合は一度冷凍してみましょう。
4つのコツをご紹介しますが、私の一押しはこの方法です。

ねこさん
ねこさん
冷凍したらまずくならないの?

ブラウニーは冷めても美味しいケーキです。
むしろ冷ますためにしばらく寝かせておくと、チョコやナッツの油分が均一になることで生地がしっとりとなり、美味しさも増しますよ。

冷凍のやり方

焼きあがり後に粗熱を取り、ラップなどで密封してから冷凍庫に入れて冷やします。
時間にして、およそ2、3時間ほどです。

凍る手前くらいまでの硬さに冷えたら、冷凍庫から取り出して切ります。

ブラウニーが固まっているので、ナッツの固さとブラウニーの固さがほぼ変わりません。
そのため、切るときに生地がぐしゃっとならずに綺麗に切ることができますよ。

なお、冷凍せずに少し冷えた程度であっても、温かい状態のブラウニーを切るよりはきれいに切ることができます。

冷凍してカットするときの注意点

冷やしすぎに注意

注意点として、あまり長い時間冷やすと、包丁で切れないくらいに硬くなってしまいます。

そこまで固まってしまったら一度冷凍庫から取り出し、室温にてしばらく放置しましょう
程よく溶けて柔らかくなってから改めて包丁で切ってみてください。

ただし、何度も冷凍→解凍を繰り返すと生地にダメージが蓄積されておいしくなくなってしまいます。

カチカチになるまで冷凍しない
冷凍→解凍を繰り返さない

粗熱を取ってから冷凍庫へ

200度近くの温度で焼かれた焼き立てのケーキはとても熱いです。

熱い状態のまま冷凍庫に入れてしまうと、庫内の温度が急上昇してしまいます。
冷凍食品などのもともと冷凍庫に保管されていた食品が溶けてしまいかねません。

また、溶けてからまた冷えて固まるため温度差が発生します。
温度差は食品が痛んだり、細菌が増える原因になってしまいます。

粗熱を取ってから冷凍庫へ

切り方のコツ②:包丁を温める

続いてのコツは、包丁を温める。です。

パンを切るときに包丁を温めるときれいに切れるという話を聞いたことがありませんか。
包丁を温めることで、刃と触れている部分の油分が溶けるためスーッと切ることができるのです。

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ブラウニーにも同じ理屈が当てはまります。

ブラウニーは濃厚であるほどチョコの油分も多く含まれています。
温めた包丁で切ることでチョコの油分が溶け、潤滑油の役割をするためきれいに切ることができますよ。

さらに、包丁とブラウニーが触れ合う時間は短いため、切り口はすぐに固まります。
チョコが溶けて切り口がドロッとすることもありません。

なお、切り方のコツ①でご紹介した冷やす方法と合わせて行うと、切り口のみが溶けるので切り口をよりきれいにすることができますよ。

包丁の温め方

包丁を温めるときはお湯を使いましょう。
沸かしたお湯の中に包丁をくぐらせて温めます。

数回カットすると包丁が冷えて切りにくくなります。
そうなったら再度温めましょう。

包丁を温めて切るときの注意点

直火であぶらない

温めるときにガスコンロの火で直接炙ってはいけません。

ネットで包丁をコンロで温める方法も紹介されていますが、包丁を始めとした刃物類は焼き入れという手法で切れ味を出しています。
温める程度では問題ないですが、加熱してしまうと包丁に含まれる金属の熱膨張率の差によりゆがんでしまいます。

つまり、包丁の刃が痛み、切れ味が悪くなってしまいます。

包丁はお湯で温める

水滴をふきんで拭う

お湯にくぐらせた包丁は水滴がついています。
このままブラウニーをカットしてしまうと、包丁の水分がブラウニーについてしまい、ねちゃっとした触感になってしまいます。

ブラウニーは表面がさくっとするのもおいしさの一つ。
面倒くさいですが、お湯を通すごとに一度ふきんで水滴をぬぐってから切りましょう。

切る前に包丁の水分を取る

切り方のコツ③:普通の包丁で一思いにスパッと切る

ブラウニー 切り方
使う包丁についてもコツがあります。

パン切り包丁のようなギザギザ付の包丁ではなく、普通の包丁を使いましょう。

次に切り方について。
小刻みに包丁を動かすよりも、

一思いに振りは大きく、
しかしゆっくりと、
数回に分けて動かして

カットするとよいですよ。

切り方のコツ②で包丁を温めている場合、特に包丁自体の重さで切るイメージをしましょう。
力を込めて押し付けて切ると断面が潰れてしまいます。
(切り方のコツ①で凍って固い場合は、少し柔らかくなるまで待ちましょう。)

切り方のコツ④:ブラウニーをひっくり返して切る

ブラウニーを切ると表面にヒビがたくさん入ってしまうことがあります。

そんなときは一度切るのをやめ、表裏をひっくり返しましょう。
裏側から切ることで、表面へのダメージを防ぐことができます。

切り終わったら再度表裏ひっくり返せば、ひびのないきれいな状態になります。

まとめ

ブラウニーを美しく切るコツをご紹介しました。

1.冷凍する
2.包丁を温める
3.スパッと切る
4.ひっくり返して切る

美味しく焼けたブラウニーは美しくカットすれば見た目もばっちりです。
切り方のコツ①~④をすればきれいな断面になりますよ。
ぜひお試しください。

ブラウニーを手作りする際は、こちらの記事も合わせてご覧下さい。

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